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私とサッカー②

前回の➀に引き続き、サッカーの話をしたいと思います。

受験をして渋谷幕張中学に入学をしました。部活の話が始まって、入部届が配られた瞬間に、サッカー部の入部を決めていたので、名前を書き込みました。

少しでも早くサッカーがしたかったので、その日中に顧問の先生に入部届を出しに行ったのを覚えています。最初のミーティングでスカートの制服を履いているのは私だけでしたが、全く気にせず男子サッカー部に入りました。

女子サッカー部がなかったというのもありますが、小学生の時はずっと男子とプレーしていたので、個人的になんの違和感もありませんでした。

中学1年生からすると、先輩の3年生はとても大人に見えたし、体も大きかったのですが、中学生までは男子の試合にも女子は出られるので、できるところまでやってみようと思っていました。

ですが、試合が始まる前に父親のアメリカの転勤が決まってしまい、1年生の夏に退部せざるを得なくなりました。新しく入った中学校のサッカー部で試合に出られなかったことは唯一の心残りでしたが、初めてのアメリカ生活も楽しみにしていました。

2010年7月30日、家族で渡米をしました。英語が全く話せなかった私にとって、サッカーは唯一のコミュニケーション方法だった気がします。地元のクラブはあまりレベルは高くなかったので、向こうから”教えて!”って話しかけてくれたり、"great job today!"と褒めてくれたりすることで、サッカーを通じて友達がたくさんできました。

初めは地元の女子サッカーチームに入っていたのですが、男子とのサッカーを経験している私はその中では上手い方だったので、一つ上の歳のチームや男子チームにも参加させてもらい、一時期は男子チームと練習後、女子チームに参加するという自然な二部練も行っていました。

アメリカには3年間滞在したのですが、最後の年にはもう少しレベルの高いクラブチームに入り、そのチームではフロリダ遠征をしたり、海外のチームと試合をしたりと少しずつ自分のレベルも上がっていっている気がしました。

サッカーは私にとっては最初はただの趣味・習い事の一つでしたが、歳が上がるにつれ、私のアイデンティティー、コミュニケーション、人との繋がりとなっていき、自分の人生に欠かせないものになっていきました。

第三弾では、高校以降のことについて話します!

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