深みのない話を、ことさらに浅く軽やかに

はじめまして。二子 馬弓(ふたご まきゅう)と申します。

私はタイピングが苦手なので、ある日、タッチタイピング練習の題材として、自分を構成する要素や特徴を書き出してみようと、コンピュータに向かいました。

私ってどんな人間か。その筆頭にきたものは「双極性障害2型」、それに続いたのは「宗教3世」でした。なんの内なる抵抗もなく、これらがころり、ころりと出てきたところでハッとしました。

本当は自分を構成する要素なんかであってほしくなかったことが、堂々1位と2位で、我が物顔に登場するって、どういうことか。

自分から望まずに押し付けられたこれらが、私のメインのアイデンティティになっているとは、本当の自分ではないものに、エネルギーを明け渡しすぎなんじゃないか。

自分の人生を考えるとき、確かにどちらも避けては通れない要素だ。性格や考え方への影響も半端ない。だけど…

私にはもっと素朴で楽しい特徴がたくさんあるはずだ。猫が好きだとか、読書が好きだとか、カレーが好きだとか。自分が自分で感じて選び取った、あたたかく軽やかな気持ちに彩られた人生の一面が。

いい加減それらに光を当てたらどうか。

そんなひとつの気づきから、このnoteを始めることを決めました。単純に書くことも好きなので、自分が好きなものごとについてのあれこれを文章にできたら素敵だなと思いました。今までは閉じた世界に生きていて、誰にも見せない前提の日記や徒然帳ばかり書いてきましたが、ネット宇宙の端っこに自分の文章を置いて、他者を意識して書く練習にしたいなと思いました。これから私の素朴な「愛する気持ち」をメインの題材に、相変わらず下手くそなタッチタイピングの練習を兼ねて、自分の癒しを兼ねて、深みのない話を、ことさらに浅く軽やかに、言葉にしてみようと思います。

ご縁あって読んでくださった方へ。ありがとうございます。

愛をこめて
まきゅう


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