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なぜ人はノスタルジーを愛するのか

今回は 世界で最も深い

「ノスタルジーの科学」をレポートします!



まずは

「レトロ」と「ノスタルジー」を

明確に区別していきます



レトロとは

「客観的な過去」すなわち

古さ全般に対して

生じる愛着です



「ヴィンテージ」

「アンティーク」

「クラシック」なども

大枠では レトロに含まれます



レトロの特徴は

それを 昔から知らなくても

最初から いきなりレトロであることです



たとえば「オトナブルー」は

初聴からレトロでしたよね?

レトロが成立するためには

必ずしも「懐かしさ」を必要としません




それに対し ノスタルジーは

「主観的な過去」つまり

記憶・思い出に対して

生じる愛着となります



人は 過去を追憶する時

必ず「悲哀」を伴います




マイナスの記憶であれば

当然 思い出すのも不愉快ですから

悲しくなるのは 当然です



そして プラスの記憶であっても

「二度と取り戻せない」がゆえに

哀しみを抑えることができません




「楽しかった」「幸せだった」は

決して 現在も

「幸せである」ことと直結しないからです



。。。それでも どうせ思い出すなら

プラス記憶の方が マシであることは

間違いありません



悲しくも懐かしい

プラス記憶への愛着こそが

ノスタルジーの正体です



つまり「哀愁」の有無が

レトロと ノスタルジーとの

決定的な違いとなります




「与作」は 究極にレトロですがw

哀愁は 感じられませんよね?



不幸な人 不満だらけの人の

最大の共通点は

「マイナス記憶を無意味に思い出すクセ」

です




誰でも 生きていれば

いいことも悪いことも 数知れず経験します

経験レベルでいえば 人間の幸不幸に

大きな個人差はありません



100歳まで生きれば

悪いことも 100年分経験するので

結局は プラマイゼロです




それでも 主観レベルで

天国と地獄の差がつくのは

「追憶のクセ」が 大きく異なるからです



ノスタルジーは

「プラス記憶の追憶」ですから

これを 習慣化することで

幸福を最大化できます



生きている限り 思い出は増え続けます

つまり あなたは

これから日々 幸せが増していきます

人生で最も幸せなのは 臨終の瞬間です

これが「大往生」の正体です




もう 生きることが

楽しくて仕方ありませんね♪



ノスタルジーを愛することが

幸せへの一本道なのです



なお 自分自身だけでなく

「他人の追憶」を経由しても

ノスタルジーは生じます



エンタメにおける

その 最高の成功例が

「シザーハンズ」のラストシーンです



ジョニー・デップ演じる

人造人間エドワードが

その 永い孤独な生涯において

唯一 幸せだったひとときを

追憶し 物語は幕を閉じます



。。。そして ここからが本番ですが

ノスタルジーの源流は

「生まれた直後の原風景」にあります




もちろん 当時を

意識して思い出すことは できませんが

誰もが体験していることは 確かです



新生児は まだ

色彩の区別がつきません

モノクロームの 幻想の世界に包まれています



また 目の焦点を合わせられないので

すべてが ぼんやり

深い霧に包まれたように見えています

ほとんど 真っ白です



やがて 色が識別できるようになり

視力も発達していくことで

原風景は 儚く消えていきます。。。



「モノトーンでピンボケの世界」こそ

全人類共通の

二度と戻れない原風景なのです




水墨画などは まさに

そうした原風景の再現が

狙いと見られます



日本人であれば

竹久夢二の美人画は

背景や地面まで省略され

あえて「空白を描いています」が

これはまさしく 原風景への追憶でしょう



より リアルな

幼児退行を伴う原風景には そこに

「母のぬくもり」が加わります



人は誰でも 春を待ちこがれます

それは 春のぽかぽか陽気が

遠く懐かしい 母のぬくもりを

思い出させてくれるからです



なので 原風景として

霧ではなく「春の陽だまり」が

イメージされることも よくあります



陽だまりの 暖かさとまぶしさは

原風景にもっとも近いからです



360度 陽だまりのまぶしさにあふれ

ぬくもりに包まれた世界こそ

全人類の原風景です


まさに 天国です



大人にとっては

遠い昔に失われた 美しい故郷です。。。



しかし だからこそ人類は

天国として

失われた原風景を追憶し

描き続けてきました



世界のどこでも

天国は 幻想的な雲や光に包まれていて

ぽかぽか常春のイメージです



天国は いつ どこにいても

自在に思い浮かべることができます

「心」こそ あなたの最高の資産です



「おもいでのアルバム」とか

「にんじゃりばんばん」を聴きながら

イメージすると うまくいきやすいでしょう



原風景に還るとき

人は 必ず幸せなのです(´▽`)



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