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「自己定義」を止めれば幸せになれる

突然ですが クイズですw

「地球上で 最も大きい生き物」は

何だか ご存じですか?

たぶん シロナガスクジラとか

セコイア杉を思い浮かべる人が

多いでしょう

今 知られている限り

地球上最大の生命体は

「ポプラ」

です

ユタ州フィッシュレイク国有林には

「パンド」と呼ばれるポプラの森林が広がっています

広さ43ヘクタール 本数は4万7000本に及びます

実は このパンド

竹林と同様 根っこが全てつながっています

つまり 森林全体が

たったひとつの種子から生じた

ポプラの「個体」なのです(゜ロ゜;ノ)ノ

推定体重は 5800トンと

アフリカゾウの1000倍にもなり

推定寿命は 8万歳と

世界の樹木でも最長です

(海藻には推定10万歳のものがある)

確かに 個々の木は

100年くらいで枯れるため

地中を調べなければ

バンドも 単なるポプラの森にしか見えません

バンドの本体は

あくまで 地下に隠れている「根っこ」なのです

根さえ生きていれば

地上の樹木は 無限に再生できます

仮に バンドの根っこを

地下で 100の塊に切断したとしても

それぞれ 別の個体として生きていかれます

遺伝情報は まったくいっしょなので

再び 根っこ同士がつながって

ひとつの個体に戻ることもできます

。。。キングスライムみたいですねw

ヒトの場合 本体にあたるのは

「卵細胞」でしょう

ヒトは アメーバのように

分裂で増殖することができないので

遺伝子を残すには

必ず生殖細胞が必要です

それ以外の細胞・器官は

脳も 心臓も すべて

一代限りの「使い捨て」です

あなたの身体は

「卵子のオマケ」に過ぎなかったのですw

どんなクリーチャ(生命体)も

基礎単位は 細胞です

分裂した細胞が

完全に独立すると 単細胞生物

くっついたままだと 多細胞生物になります

本質的な違いは そこだけです

人間も アメーバと同じ

ただのクリーチャです

卵子のオマケであり

コロナウイルスのエサですw

しかし どういうわけか

人間だけが 自らを

特別なクリーチャとして あれこれ定義したがります

一番多いパターンは

「人類は知能が高いから他のクリーチャより高等で尊い」

という考え方です

。。。しかし それなら

AIは 人類より

尊いことになってしまいます

生命に奉仕するために

知能が存在しています

決して その逆ではありません

「知能に尊厳はない」し

IQや学歴で 命の重さが決まることもありません

当たり前のことです

生まれたばかりの赤ちゃんには

「私は人間である」

という自覚すら存在しません

まさしく 無我の境地です

まだ 人間についての情報が

記憶されていないからです

赤ちゃんにとっては

人間も 動物も オモチャも

全て「景色の一部」です

おそらく この時点では

赤ちゃんは あらゆる音が言葉に聞こえ

動物やオモチャとも

「会話」していると思います

もちろん 正確には

「会話したつもりになっている」

だけなのでしょうが

赤ちゃんにとっては

万物に生命が宿り

話しかけてくるのです

その後 主に

母親との触れ合いを通じて

「人間とそれ以外は違う」

「私も人間の仲間である」

と学習していきます

人間扱いされることで

「人間のセルフイメージ」が

ようやく 確立されるのです

無我の季節が終わり

自我の季節が始まります

これは 人間社会で生きるために

必要なプロセスですが

同時に 呪縛の始まりでもあります

単なるクリーチャであれば

「言葉を覚えない」とか

「立ち上がらない」という選択もありえます

しかし 人間として生きる以上

他の人間と同じように

言葉を話し 2本足で歩かなければ

仲間として認められません

赤ちゃんが

「私は人間である」と

自己定義した時点で

かなりの自由を失ってしまうのです

仮に 生まれ変わりが

本当にあるとしたら

毎回 人間に生まれてくる確率など

ゼロみたいなものです

プランクトンとかに生まれてくる場合が

ほとんどでしょうw

人間の姿は

あくまで 一時的なものということになります

また あの世があるとしたら

あなたの正体は「お化け」ですよねw

やはり 人間の身体は

一時的な借り物でしかないのです

少なくとも あなたは

人間である前に 動物であり

動物である前に クリーチャです

人間であることが

あなたの全てではないのです

根本ではないのです

さらに 人間社会は

あまりにも複雑なため

自己定義が どんどん

増えていきます

曰く

「私はカワイイw」

「私はバイリンガル」

「私は帰国子女」

「私は東大卒エリート」

「私は意識高い系」

「私はアスリート」

「私は日本人」

「私は東京都民」

「私は港区民」

「私はお金持ち」

「私は投資家」

「私はタワマンオーナー」

「私はネコが好き」

などなど

定義は 際限なく増えていきます

そして 現状が

これらの定義から外れていれば

ストレスを感じ

幸福度が下がります

だからこそ 意識して

自己定義を減らしていくことが必要です

自分らしくあろうと「しない」ことです

意識して造られた個性など

ニセモノの個性に過ぎません

そんなものに縛られて

一生を棒に振らないことです

とりわけ

「尊敬されるような立派な人間になれ」

という洗脳は

最もあなたを不幸にします

世間に尊敬されることと

幸せになることとは

何の関係もありません

第一 全員が

偉人になることなど不可能です

全員が 金メダリストを目指すのと

同じくらい 現実離れした目標です

「尊敬されること」を

目標に生きている人が

尊敬に値するとも思えませんしねw

「偉人しか生きる価値がない世界」は

完全にディストピアです

少なくとも マキトは

尊敬されるような人間ではないし

されたいとも思いません

それでお金がもらえるなら別ですがw

これからも パンド大先輩のように

ただのクリーチャとして

どこかに生息していれば それで十分ですヾ(*^▽゜)


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