\仕事が来る! コスパよく! /素敵なプロフィール写真の撮り方
こんにちは!柴田真希です。
今日は
「フリーランスのコンペ案件…応募をしてもなかなか採用されない」
「SNSなどを投稿してもなかなか仕事の問い合わせがこない」
という方々に向けて仕事の受注につながるプロフィール写真についてお伝えしたいと思います。
わたしは、管理栄養士・料理家として活動する傍ら管理栄養士、フードコーディネーター、フードスタイリストなどをキャスティングする事業を展開しています。
(詳しくは弊社・エミッシュが運営する「Love Table Labo.」のHPをご覧ください。)
登録スタッフは900名(2024年9月現在)。
登録時に、お仕事のご紹介に繋げるためプロフィールシートのフォーマットをお送りしていて、返信いただいた全てのスタッフさんのプロフィールシートに目を通しています。
自分のプロフィールシートだけではなく、多くの方を見たり、クライアント様にご提案し、その合否結果を見たりするうちに採用される人とそうでない人が瞬間的にわかるようになりました。
本来であれば、すべての人、ひとりずつに
「ここはこうした方がいいよー」
「もっとこう撮ればあなたの魅力が引き立つのに!」
とお伝えしたいところですが、900人それぞれにお伝えする時間をさけずにいたので今日はコストをなるべくかけずにプロ並みのプロフィール写真が撮れるコツをまとめました。
最後の方法が1番おすすめかもしれません。
ぜひ最後までご覧くださいね。
ちょっと待って、プロフィール写真甘く見てない?
まずはじめに、プロフィール写真の大切さについて
今一度考えてみたいと思います。
プロフィールシートを拝見してはじめに目に入るのがプロフィール画像です。
見て1秒で「いいな!」「うーん…」が決まります。
本当に、一瞬です。
申し訳ないですが、失格レベルなのがこのパターン。
・ウェディングドレス姿
・成人式か卒業式の袴姿
・友達との自撮り
過去1番かわいく撮れた姿なのだと言う気持ちはわかりますが、これでは何をしたい人なのかわかりません。
友達との自撮りはもはや「どちらがあなた?」という感じです。
次に残念ですが、不合格レベルなのが
・お家で自分で自撮り
・家族(素人)に撮ってもらっている
というパターン。
必要以上にアップだったり、手ブレしていたり、画面全体が暗すぎたり。
明らかに「自分で撮りました」という写真です。
驚くのが、ほぼ8割がこのような「失格」「不合格」の画像。
不思議に思うのが、これから本気で仕事を取っていこうとしているプロフィール写真で「なぜ本気を出さないのか?」と言う事です。
誰しもが体験したことがあるであろうはじめての就活の時
「⚪︎⚪︎デパートの写真館だと受かるらしい」
などの噂になびかれて、プロに写真を撮ってもらった経験はありませんか?
なぜ、就職活動は写真館で写真撮るのにフリーランスで大きな仕事を受注するためを「スマホ・自撮り」のような写真で手を抜くのでしょう?
理由はたぶん
・深く考えていない
・お金がない
どちらかです。
なぜそう思うかは…わたしがその道を通っているから。
皆さん安心してください。
こんな偉そうに綴っているわたしのフリーランスなりたての写真がこちら。
お金がなかったから、プリクラで撮った写真データです。
何回みても、呆れるアホさ加減です。
この写真でのSNS、ブログからの仕事は当たり前ですが数件程度。
しかも無料とか、安めの案件ばかり。
この写真でコンペ案件にも受かったことはありません。
しかし、次に紹介する画像に変わってからメキメキ仕事が増えてきました。
ではどのようにとれば仕事の受注につながる写真が撮れるのでしょうか。
スタートアップで金銭的に余裕がないときでも、コスパよく撮る方法をお伝えしていきます。
\仕事が来る! コスパよく! /素敵なプロフィール写真の撮り方
【1】プロのカメラマンに撮っていただく方法
プロフィール写真は「プロのカメラマンに撮っていただく」…これにつきます。
しかし、ヘアメイクも込みでプロにお願いしたら2〜3万円はくだりません。
数万円のお仕事を頂くレベルになりたいたいなら、このくらいの投資は必要不可欠とも思いますがフリーランススタート期の極貧生活の気持ちも痛いほどわかります。
わたしが、プリクラプロフィール写真の次に使用していたのがこちらです。
プロに撮っていただきましたが、なにせ金銭に余裕のない時期。
どうやって撮っていただいたかというと、「お仕事のついで撮り」です。
はじめてのブログからのお仕事が、「レシピ撮影」で、たまたまプロフィール写真も撮っていただいたのでそのデータを頂き、使用させていただいていたのです。
親切なクライアント様、カメラマンさんだったし、本当に運が良かった。
ここで注意しなければならないのは、たとえ自分の写真であっても
所有権は仕事を発注したクライアント様か撮って頂いたカメラマンにあるので無断で使用するのはマナー違反…ということ。
カメラマンさんの中には仕事で撮ったものを使うことを、とても嫌がる方もいらっしゃることを心に留めきちんとお伺いを立てるようにしましょう。
レシピ撮影はあるけど、特にプロフィール写真の撮影がない場合は、個人的にお支払いするので別途撮っていただけないかご相談するのもよいと思います。
【2】自宅で撮る、自分(家族)が撮る方法
とは言え、カメラマンさんにプロフィール写真を撮っていただくような仕事を得ることも難しいスタートアップの時期。
プロに撮ってもらう金銭的余裕がなければ自分で撮るしかありません。
いかにも自宅、いかにも自撮り…だと品を損ないかねませんのでよりきれいに撮れるポイントをお伝えします。
自宅で撮る時のポイントはこちらです。
・窓辺で横から陽の入るところ
・電気は消す(自然光で撮りましょう)
・直射を避けるため薄いカーテンなどを1枚入れて(光をやわらかくするため)
・レフ版を顔から近いところに。(顔を明るく映すため)
…家にある現実的なところでA3くらいの白い用紙…なければ、A4を2枚つなげても。またスケッチブックなどでもOK!
・三脚を立てて、自分で撮る場合はオートタイマーに。
一眼レフカメラにこしたことはありませんが、なければスマホでも構いません。
その場合、インカメラの方が自分が見えて安心しますが画質が落ちるので背面カメラにしましょう。
手ブレを避けるため、必ず三脚を立てること。
Amazonなどでも2,000円程度で購入できますし、持っていると何かと役に立つものです。
その経費も削減したかったら本のように厚みのあるものを積み上げて好みの高さにして撮りましょう。
とにかく、「明るいところ」で「固定して」手ブレしないように撮るようにしてください。
【3】ヘアメイク・衣装にもこだわって
最後のおすすめ撮影方法の前に、ヘアメイクと衣装についての大切なポイントをお伝えします。
まず、ヘアメイクについて。
ご自身の似合うヘア(髪型)・メイク(化粧)は当然のこと、できる技術にも限界がありますから、せめてこの時に気を付けていただきたいのが、「艶(ツヤ)」だと考えています。
肌艶を整え、血色がよくなるようにチークやリップを丁寧に。
化粧ばかり気にしていると見落としがちで、大切なポイントが「髪」です。
ボサボサの髪の毛は疲れた印象を与えてしまいます。
いわゆる「アホ毛」がもやもや出ているととても品がなく見えてしまうので、ワックスやスプレーで抑えるようにしましょう。
次に衣装。
どんな職業か、何を生業(なりわい)としていきたいか、わかる服装がベストです。
わたしは料理家がメインなのでエプロンをつけていますが、同じ料理でも、子供向けだったらエプロンに加えて「三角巾」をつけたりスポーツ栄養をやりたい方なら「ジャージ」などでもよいかもしれません。
講師業だったら「ジャケット」ですよね。
監修・先生などをイメージさせるための「白衣」。
いかにも学生時代に使っていたヨレヨレのものだと価値を高めるのは難しいですよね。
服装全てそうですが、ヨレていないか・シワくちゃではないか、今一度確認したいものです。
【4】時間・予算がない場合の1番おすすめは…
時間もない、予算もない…そんな時のおすすめは、「証明写真機」です。
パスポートとか、マイナンバーとか、アルバイトの履歴書とか、1回は撮ったことがあるのではないでしょうか。
都内だったら、1駅1箇所あると言ってもいいのでは? と思うほどありますし
予算も1,000円程度。
昔は「写真が出てきておわり」でしたが、最近はデータもいただけるのです。
自分で撮ればタダですが、家に日の当たる場所がなかなかない、レフ板用意してカメラ固定して……慣れない事やるより、ヘアメイク整えて、衣装と1,000円持って証明写真機で撮ってください!
この方がよっぽどきれいに撮れます。
1,000円の投資もできないのに、高い仕事が受注できるとは思えません。
素敵な写真になって、ご自身の魅力が引き出せたら、素敵な仕事が待っているかもしれませんよ。
最後に…
最後に、わたしは何も考えずに、なんでこんなプロフィール画像にしていたのだろうと、今 凹んでいる人もいるかもしれません。
わたしも最初は「プリクラ」をプロフィール画像にしていた、ド底辺の料理家です。
そんなわたしでも、プロフィール画像を変え、プロフィールシートをアップデートし、常に自己研鑽を重ねていったら、独立して1年でNHKのお料理番組の出演やレシピ本の出版もできてしまいました。
まだ遅くはありません!
今、気が付いただけでもよかったのです。
でも凹んでいても何も変わりませんよー。
行動する! 変えてみる!!それに尽きます。
プロフィール写真、ぜひ見直してみてくださいね。
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