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【買い物】福袋に踊らされる親

あなたは正月セールに
ワクワクするタイプの人間だろうか?

私自身はシンプリストに憧れているので
必要なものしか基本的には買わなくなった。

ところがだ。

わたしの親は
買い物が大好きで
正月といえばセール
とりあえず買うのがステータス

みたいな感覚なのだ。

元旦のこと

元旦の新聞は
正月セールの広告で大変分厚い。

わたしが子供の頃は
そのキラキラ感が楽しかったものだ。

そう、わたしが子供の頃。

なのに親と来たら、60を過ぎているのに
まだそのキラキラ感を感じているようなのだ。

何と言うかめでたい。

正月セールの広告で
ゴルフウェアの福袋があったことを
父が大声で報告していた。

もちろんゴルフウェアが不足しているわけではない。
十二分に足りているのだ。

しかも毎年買っている。
去年の袋がまだ2階の床にあるぐらいだ。
(ひどい)

午前中に張り切って両親は出かけて行った

どこに?

もちろんゴルフウェアの福袋を買いにだ。

大きな袋を持って両親は帰ってきた。

ブランドゴルフウェア5万円相当が
3万円ぐらいで買えたらしい。

彼らは早速嬉々として試着をし始めた。

そして言った。

「この色は若すぎる」
「ちょっと腕周りがきつい」
「ちょっと大きすぎる」

いい加減に気がついてほしい。

福袋はコスパが悪いことを
福袋は買った時のワクワク感を買うだけのものであることを

その後

今年の福袋の袋は、去年の福袋の隣に鎮座されている。

冬休み実家に滞在させてもらったが
滞在中に彼らが福袋の服を着ることはなかった。

売る側としては
わたしの両親は素晴らしいお客様である。

まとめ

自分が好きな服を選んで買えばいいじゃないか。

おまけ

久しぶりの更新!

アイキャッチのイラストは
AIで「福袋を買う人」としてみた。

・・
朝井リョウさんまで132日
この数字の意味は以下の記事から

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