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竹内浩三「雨」

竹内浩三「雨」を朗読しております。

「ざんござんご」「がちんがちん」というオノマトペ(擬声語、擬態語)の濁音が、とても効いています。
目で詩を見るだけでも、冷たい雨に打ち据えられている様子が伝わってきますが、声に出して読んでみるといっそう、胸にせつなくつきささってきます。
でも彼は、「負けまい」と、歩いているのです。

竹内浩三の詩はほかに、「金がきたら」「横町の食堂で」「夜汽車の中で」「十二ヶ月」も朗読しております。
あわせてお楽しみいただけましたら幸いです。