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宮城道雄「レコード夜話」

本日は、宮城道雄の随筆「レコード夜話」を朗読しております。

「春の海」で知られている作曲家、箏曲家の宮城道雄(1894年~1956年)は、随筆の名手でもありました。

宮城道雄は幼くして失明。62歳で列車からあやまって転落し、命をおとしていることには胸が痛みます。でも、彼の音楽人生は、とてもゆたかなものでした。

この随筆からも、彼の音楽への深い愛と、真摯な向き合い方、そして、何にも代えがたい音楽のよろこびとが、ひしひしと伝わってきます。

作中に名の出てくるメニューヘン(メニューイン)、ハイフェッツ、エルマン、クライスラー、ジンバリストはヴァイオリニスト、フィッシャーはピアニストです。