【30 June 2019】 スランプそして回復。

気づけばもう6月も終わり。心身ともに忙しい月だった。
前半は英語にスタイリング、さらにZINE Making(個人製作の雑誌みたいなもの)のクラスまで加わっていつも何かを考えていた。もの作り自体は楽しいけれど、それを英語で説明するという負荷が乗ってきて、言いたいことはたくさんあるのにほとんど伝えられなかったり、など、もどかしさを感じたり落ち込んだり人と比べたり。そんな気分でいると英語もいっそう出てこなくなるもので、ドスンと沈んでいたのだった。

2週目の月曜日、ついに英語のクラスを休む。地道に続けることが大切なのは経験で知っている、だから懸命に取り組んできたけど、この日ばかりはどうにも気分がのらなかった。そのせいか体調も芳しくなかった。ので、それならもう自分を甘やかそうと思った。

学校に休みますのメールをして、なぜこんなに落ち込んでいるのか自己分析をスタート。簡単にいうと、結局は「大人なのにできない」という劣等感のせいだった。大人だからって完璧である必要はないのに、年齢でおかしなバイアスをかけている自分に気づき、周りを気にしていることにも気づき。私はまだまだいろんなものに縛られているんだなぁと思った。

「不安や恐れを感じるのは、それが ”わからないから” なんです」

以前ある人から聞いた言葉。その通りで、自分のネガティブな状態は、それがどんな感情からきているのかが分かれば解消される。

そして原因がわかった途端、気分はぐっと上向きになるから不思議。すると環境も違ってくるからまた不思議。英語を間違えても平気だし、クラスメイトとの会話も楽しいし、心の状態次第で、物事の見え方が変わってくることをあらためて実感した。

2週間ほど、なかなかしんどい時間だったけど、それを経て精神的にぐっとたくましくなったような気がする。


それにしても、ものを作ることは面白い。スタイリングしたり、本を作ったりは仕事でやっていたことだけど、授業として、課題を設けられて作るとなると思考回路が違ってくる。

仕事=他者の目的をかたちにする作業、課題=自分をかたちにする作業。

つまり、とても自分の内面にリンクしたものになる。すごく純粋なもの作り、これがすごく楽しい。そして、こうして学びながら生きていたいなあと思った。


クラスで作ったZINE。モノクロ8Pの超シンプルなもの、だけどいろんな学びが詰まっている。


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