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55歳にして初めてのクモ膜下出血経験記

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何の冗談でもシャレでもなく、脳にできていたらしい(知らなかった)動脈瘤がブッシャー!!といっちゃいました。 記事はところどころネタかましながらも赤裸々に書いてますが、二度とこんな… もっと読む
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2020年10月の記事一覧

謎の昏睡は続くよいつまでも

ともあれ、私は最寄りの総合病院に搬送されました。 これ、実はすっげいラッキーなことなんですよね。このご時世、空き病床とかICUとか、医療体制とか、すべてが足りていません。遠隔地の得体の知れない病院に担ぎ込まれる方が「当たり前」。 最寄りだからこそ、いち早く処置もできる。処置が早ければ死亡率も低くなる。生きてても重い後遺症が残るリスクも減る。私に「何か」があった場合、家人が駆け付けやすい、など。。。 幸運に幸運が重なり、私は「ほとんど一瞬だけ」目を覚ますことができました。

いつ死んでも後悔しないように修行してたはずの私に訪れたある日

ご同輩の皆様、健やかな毎日をお過ごしでしょうか? いきなりジジむさいご挨拶ですみませんが、9月も第1週を終えようとした、まだ暑さたけなわだった頃、私に実際に起こったことを、ありのままに、話すぜ。 2020年9月6日、その日は朝から(いつものように)自律神経が不活発で、(いつものように)日がな一日ぼんやりと寝過ごしておりました。まあ、これの程度の体調の悪さには慣れ果てていたんですね。何しろ「1日半(36時間)起きて、まる1日(24時間)寝る社会不適合者」を自称していますので