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【参加者募集!】いのちが安心する場所づくり Vol.1

こんにちは! 
「SUMIYOI(すみよい)プロジェクト」の牧 麗佳です。

「お困りものをお宝ものに!」を合言葉に、
余ったお米のもみ殻や荒れた竹林を「炭」にして、
住みよい暮らしを創る活動を2009年から続けています。

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コロナ禍真っただ中の2020年9月に、
神奈川県逗子市から広島県の田園地帯・
三次(みよし)市三和(みわ)町に夫婦で移住しました。

オンラインでどこででも仕事ができるようになり、
さらに公務員の夫も思い切って転職することになり。

❝ 木々や田畑に囲まれた場所で
土を触りながらのびのび暮らす ❞
という理想が叶いました。

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空き家バンクで購入した築100年の古民家には、
母屋のほか、蔵、納屋2棟、牛小屋2棟、
かまど小屋や漬物小屋まであります。

さらに広い畑付き。

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そして、15年前に新築したという納屋の2階には、
断熱材を入れたまま工事が止っている
15畳の部屋があります。

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この部屋を初めて見た時、
天国にいる元の家主さんから、
「ここは自由にリフォームして使ったらええ。」
って言われているような気がしました。


その時からわたしには、
思い描いている3つの願いがあります。


1つは、
この場所を、地元の仲間が集まれたり、
遠方に住む友人たちが気兼ねなく泊まれるスペースにしたい。


2つ目の願いは、
できるだけ自然素材を使って、
心も体もほっと安心できるような空間にしたい。


そして3つ目の願いは、
仲間と一緒に楽しくこの部屋を創りたい。


リアルで会えない日々が続いたからこそ、
そう強く思いました。


それから2年が経った今年の夏、
これらの願いを叶える方々が現れ始めました。


1つ目の願いを叶えてくれたのは、
広島県の中山間地域振興課さんです。


今年度から「元気さとやま応援プロジェクト」という
里山地域を活性化させる活動への補助金制度ができ、

昨年わたしが、広島県主催の「さとやま未来博」で
もみ殻の炭を作るワークショップを開催していたので、
申請してみては?とのお声がけをいただきました。


そして、この補助金の目的と私の願いが一致し、
このたびリフォーム費用の一部を補助していただけることに!!!

おかげさまで、私の重い腰を上げることができました!

スクリーンショット (3)

https://team500.hiroshima.jp/article/detail/430


2つ目の願いを叶えてくれたのは、
リフォーム工事を請け負ってくれた兼平 慶さん(写真左)です。

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兼平さんは大工さんでありながら、
自然体験をベースにした自主保育「森のおうちえん」を主宰したり、
季節ごとにオーガニックマルシェを開催するなど、素敵な活動をされています。


今回は私たちのリクエストに応えて、むき出しだった天井裏や床、壁に、国産材を張ってくださいました。

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そしてもう一人、
左官職人であり、自然建築ビルダーの
カイル・ホルツヒューターさんが、
地元の素材を使ったオリジナルの土壁を
この部屋のために作ってくれることに!

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土壁の素材は、
・広島県可部町産の土
・広島県産の稲ワラ
・広島県三次市産のもみ殻炭(私が焼いたもの)
・土壌改質材「瀬織」(三次市向江田浄水場からろ過された馬洗川のミネラル&微生物)

これらをブレンドした唯一無二の土壁になる予定です。

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そこで今回は、
3つ目の願いである

「仲間と一緒に楽しくこの部屋を創りたい」

を叶えてくれる皆さんを募集します!


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カイルさんのご指導のもと、
地元の素材でできた壁土を、
おとなも子どももみんなでペタペタ
手で塗っていきます。

地元の野菜をふんだんに使った
お昼ごはんと飲み物も一緒に、
みんなでわいわい、楽しい時間を過ごしたい!

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そして、

「土壁DIYワークショップ」の翌日11/27の午前中には、
講師のカイルさんによる「パーマカルチャーおはなし会」も開催します。


カイルさんは岡山県久米南町在住で、
パーマカルチャーセンター上籾を主宰されています。

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パーマカルチャーとは、
 ・パーマネント(永続性)
 ・農業(アグリカルチャー)
 ・文化(カルチャー)
を組み合わせた造語で、
持続可能な社会システムをデザインしていく考え方。

とはいえ外国の考え方ではなく、
日本の里山で古くからおこなわれてきた人と自然が共存する生活システムです。

今回のおはなし会では、パーマカルチャーを取り入れながら自然と調和する暮らしを実践する方法について、
お話しいただくことにしました。

パーマカルチャーの考え方とカイルさんの活動を通して、
ご自宅や地域で実践できることを持ち帰ってもらいたいです。

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最近わたしは、自分が暮らしているこの田園風景に、
「いのちの安心感」を感じます。

万が一インフラが止っても、
井戸の水がある、
太陽の光がある。

米があって、薪があるから煮炊きはできるし、
いざとなったらその辺にある草食ってればいいよね。

どうにでも生き延びられる。


そんな有事は起こらないかもしれないけど、
コロナや戦争や円安などの情報に触れると、
気づかないうちに潜在的な不安が自分の中に積みあがっていくような、
そんな日常が「通常」になっていることに気づきました。


だから、この「いのちの安心感」が
私にとって何よりも大切にしたい感情だし、
大切な友人たちにはシェアしたい感覚だと思っています。


そして、いのちが安心できる場所を、
みんなで創っていけたらとても幸せだなと感じます。


ぜひ、この場所に一度いらしてください。

お会いできるのを、とっても楽しみにしています。


お申し込みはこちら☟


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11月26日(土)9:30~16:00
 地元の素材で壁を塗る
『土壁DIYワークショップ』


広島産の土とワラ、三次市産のもみ殻燻炭と土壌改質材「瀬織」を混ぜ合わせた壁土を、みんなでペタペタ手で塗っていくワークショップです。お昼ごはんは地元の食材を使ったお料理をご用意します。

【講師】 カイル・ホルツヒューター
(岡山県久米南町在住・パーマカルチャーセンター上籾代表)
日本大学大学院生物資源科学研究科で自然素材の断熱材の研究において博士号取得。左官技能士一級保持者、日本ストローベイルハウス研究会会長。左官職人、自然建築ビルダー、パーマカルチャー講師などとして幅広く活躍している。

【場所】 三次市三和町下板木(牧宅)
 ※場所の詳細は申込完了後にお伝えします。

【参加費】 2,500円 (高校生以下 1,000円)
 ※お昼ごはん・飲み物代込み。
 ※現地にて現金でお支払いください。

【持ち物】 汚れても良い服装、ゴム手袋、着替え、タオル、食器(お皿・お椀・コップ・お箸)

【定員】 30名

【申込締切】 11月20日(日) 18:00
 


11月27日(日)10:00~12:00
 自然と調和する暮らしのつくり方
『パーマカルチャーおはなし会』

私たちが思っている以上に、里山には生活に利用できる素材が満ちあふれています。パーマカルチャーを取り入れながら自然と調和する暮らしを実践する方法について、カイルさんにお話してもらいます。パーマカルチャーの考え方とカイルさんの活動を紹介を通して、ご自宅や地域で実践できることをお持ち帰りください。

※パーマカルチャー: パーマネント(永続性)、農業(アグリカルチャー)、文化(カルチャー)を組み合わせた造語。人と自然が共存する社会をつくるためのデザイン手法。

【場所】 三次市三和町下板木(牧宅)
 ※場所の詳細は申込完了後にお伝えします。

【参加費】 1,000円(飲みもの付)

【定員】 20名

【申込締切】 11月20日(日) 18:00
 
 

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【お問い合わせ】
SUMIYOIプロジェクト 牧 麗佳

reis★agate.plala.or.jp (★を@に変えて送信してください)
090-4200-2337
https://www.facebook.com/reika.maki/
https://www.instagram.com/maki_reika/


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