誕生日にゲーム機をもらったアラフォーの春。
本日37回目の誕生日を迎えた。
普段なら1人でもふらっと出かけてカフェに行ったり、好きなことをしているのだが、ありがたいことにお仕事もいただけているので、今年は仕事をしながら、こうしてnoteを書くことにした。
まさかのプレゼント
そんな日を迎える前日、家のインターフォンが鳴った。
私が出るよりも早く、部屋で昼寝をしていた夫が出ていて、受け取るや否や箱を開け出した。
そしておもむろに「誕生日プレゼント」とそれ突き出してきた。
この数年そんなことがなかったので驚いたのだが、その中身にもっと驚いた。
確かに、以前子どもたちと遊ぶツールの一つとして欲しいねという話はしていた。
ただ、引っ越し・新居費用で出費が嵩んでいたので、その話は流れていた…はずだった。
まさか、37歳の誕生日プレゼントに選ばれるとは…
「これはデジャブか…???」
そう、過去の記憶が一気によみがえる。
よみがえる記憶
それは12年前、25歳の誕生日ーーーーー
誕生日プレゼントと言われて渡されたのが「ニンテンドー3DS」だった。
「欲しかったでしょ?」
ニコニコ笑う彼に、当時の私は
なんて健気な文章を書いていた。
キングダムハーツの新作が3DSが出ると聞いていたから、確かにこの時も欲しいとは言っていた。
でも、付き合い始めてから5年、同棲を始めて間もない時期だったので、そろそろプロポーズでもしてくれたらいいな〜なんて淡い期待をしていた自分をぶん殴りたくなるくらいの衝撃を受けていた。
今回は37歳…もうアラフォー領域である。
そんな私にゲーム機をプレゼントするなんて正気か?と思ってしまった。
夫の言い分と家族の時間
感謝の気持ちを伝えつつ、「Switchかぁ…えぇ〜…」と苦笑いを漏らしていると、夫はプレゼントに選んだ理由を話し始めた。
まさに理にかなっているプレゼントだそう。
いや、それもわかる‥‥でも…でも…!
なんて思いつつ、ウダウダ言っていても仕方がない。
夜に早速開けて初期設定、ソフト購入をし、テレビに接続すると子どもたちは大喜び。
家族との時間ーーープライスレス。
せっかくもらったんだから、家族で楽しもう〜!
楽しんでいる子どもたちを見ながらそう思っていた私の横で、息子が持つコントローラーに手を添えた夫がポツリと言った。
「ポイントで買ったから実費は3000円くらいだったんだよね〜」
本当に余計な一言が多い男である。
(なんなら私が買ったソフトの方が高いじゃないか…)
誕生日を迎えて。
正直年齢というものにこだわりがなく、聞かれることにも答えることにもあまり抵抗がない私。
くどくど書いてしまったけれど、1600gで生まれて母が苦労したことを知っているからか、こうして家族で誕生日を迎えられたことは本当にありがたいなと思う。
そんな私の目標ーー
そして、今よりももっと楽しく過ごせていたらなと思う。
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