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6/8「歴史の地層を探る」フィールドワーク調査発表会

6月8日のゼミにて、「歴史の地層を探る」と題したフィールドワークの調査発表会を行いました。3グループに分かれ、それぞれにテーマを決めて事前調査、フィールドワーク、事後調査とまとめを行ってもらいました。

グループ①は江戸城築城をめぐる平安時代からの歴史、グループ②は所沢飛行場から所沢航空公園に至るまでの歴史、グループ③は東京第一陸軍造兵廠と北区十条周辺の歴史をテーマにしたようです。

グループ①は、江戸城の前史から現在までを辿り、実際に江戸城を見学してきました。外濠の痕跡が線路沿いに見られること、明暦の大火後に天守閣が再建されなかった理由などを調査したようです。天守閣再建予定地は意外と狭い面積であったこと、屋根瓦の家紋の理由など、現地に行ってはじめて分かることもあったようです。

グループ②は、所沢飛行場の建設と飛行機技術の発展、そして戦後の米軍所沢基地の返還運動から現在の所沢航空公園に至るまでの歴史を調査し、所沢航空公園と公園内にある航空発祥記念館を訪れていました。航空整備兵の像を見つけてきたり、記念館内に展示された史料を見たりすることは貴重な体験となったことでしょう。

グループ③は、北区十条を巡り、東京第一陸軍造兵廠の痕跡と、その関連建築物の現代的活用の様子を見てきたようです。グループ③はフィールドワークをとても入念に行っており、北区十条周辺の当時の痕跡を網羅的に紹介してくれました。また北区中央図書館、北区立中央公園文化センターにおける当時の建築物の現代的利用とその意義についても考察していて、とても充実した発表をしてくれました。

投票の結果、グループ①が優秀賞を取得し、景品としてスターバックスギフトカード3000円分を差し上げました。

どのグループも非常に入念に調査とフィールドワークを行っており、私自身も勉強になりました。

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