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ブランドの要素とブランドの資産価値

こんにちは。
社長の相談相手・経営の専門家、伴走舎の牧野です。

会社にとって強みとなる目に見えない資産=知的資産のうちブランドを取り上げ、以前はブランドの機能を取り上げました。

今回は、ブランドにはどんな要素があるのかということと、ブランドの資産価値についてご説明します。

ブランディングの手段としての言語的なあるいは視覚的な情報コードがブランドの要素です。例えば、
 ・ブランドのネーム
 ・ロゴ
 ・キャラクター
 ・ジングル(CMで用いられる歌)
 ・パッケージ
といったものです。みなさんも目や耳にしますからわかりやすいですよね。

一方のブランドの資産ですが、(1)ブランド知名度、(2)ブランドロイヤルティ、(3)知覚品質、(4)ブランド連想といったものがありますが、「言われてみれば、ブランドにはこんな価値があるよね」というものばかりです。

(1) ブランド知名度
もうそのままです。ブランドを尋ねられたとき、そのブランドを知っているかどうか、ということです。知名度が高いということは、そのブランドにとって資産だからです。
でも、高い知名度のブランドを作り上げるのは、費用と時間がかかりますよね。

(2) ブランドロイヤルティ
消費者のブランドに対する忠誠心のことです。
ある特定のブランドに愛着を持っている方、いらっしゃいますよね。服ならこのブランドだけ、とか。
こうした忠誠心の強い消費者は、そのブランドにとって貴重な資産です。

(3) 知覚品質
そのブランドに織り込まれた品質です。ブランドに対する信頼といってもいいでしょうか。「このブランドだったら間違いない」といった感じの。「Made in Japan」に対する品質面でのイメージを思い浮かべてもらえばわかるでしょうか。
ブランドに対する信頼感ですから、かなり重要です。

(4) ブランド連想
消費者はブランドと何かを結びつけています。結びついているものがプラスのイメージのものであれば、そのブランド価値は高いものになります。
リーバイスといえばジーンズ、ソフトバンクといえば孫正義さん、みたいな感じです。経営者もブランド連想の一つです。ソフトバンクから孫さんを連想する人にとっては、孫さんのイメージがいいものであればソフトバンクに対するイメージもいいものとなります。

自社のブランドをお持ちの方は、こうした観点で自分のブランドをチェックしてみてはいかがでしょうか。

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