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喜美子 vs 八郎



こんにちは。
”落とし込み”の経営専門家、伴走舎の牧野です。

昨日1月28日に放送されたNHK連続テレビ小説「スカーレット」の第98話、見ました? その中で喜美子と八郎の会話の中で、注目いただきたいところがあったので、ご紹介します。一週間分をまとめて見ている方がいたらごめんなさい。

薪代が1回あたり25万円もかかってしまう穴窯での焼入れ。初回が失敗して2回めに挑もうとする喜美子に対し八郎は、穴窯での作品作りよりも先に陶芸展に出品して金賞を目指すことを提案します。
その意図は、女性陶芸家「川原喜美子」を世の中に認めてもらうこと。
この提案に喜美子は反発します。

以下は、そのあとの喜美子と八郎のやり取りですが、ほぼそのまま掲載します。

喜美子) 大事なのは、穴窯でええ作品を焼くっちゅうことちゃうの?

八郎)  ええ作品焼いても今の喜美子やったら売れん言われた。
売れるための名声を手に入れよういう話や。わかるな。

喜美子) 売れるための名声ってなに?
そんなんいらん!
…略…
今の喜美子やったら売れんいうなら、もっと誰もが「ええなぁ」いう作品作れ、いうのがスジちゃう?
なんで名声を手に入れる話になんの?

八郎)  誰もがみんな「ええ」いう作品なんかあり得へんからや。

喜美子) あり得んことないで!

八郎)  10人おったら10人が「ええ」いう作品なんてないで!

喜美子) そんなんやってみなわからへんやん!

八郎)  やってきたボクが言うてる。
     ええかどうかは結局、主観や。
     評価なんかあいまいなもんや。

この先のドラマの展開はどうなるのかわかりせん。ドラマの一部ではありますが、商売を考える上で判断の分かれる重要なポイントです。
解説は加えませんので、考えてみてください。

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