子連れフライト
山口→東京に向かう飛行機の中で、これを書いている。
隣は3歳くらいの男の子とパパママ。
こんなに小さな子を連れて飛行機に乗るのは大変なことだろう。
隣のボク。最初はご機嫌だがだんだん雲行きが怪しくなって、ぐずぐず言い出した。
ママはそれを気にして、私にすみませんと謝ってきた。
もちろんこちらは全く気にしなくていいんだけど、気持ちわかる。
ママに安心してもらえるように、私はめっちゃいい人の雰囲気を全力で表現する。
約1時間半のフライト。
気圧で耳がおかしくなって泣き叫ぶ。
私が初めて息子たち3人を連れて新幹線で大阪へ行った時は、ひたすらゲームのサービス。それでも5歳だった末っ子を大人しくさせておくのはなかなかハードだった。
こうして書いているうちに、お隣のボクはパパが出したスマホに夢中になり、お耳の違和感も取れたようだ。
子育て終盤の私。なかなかの貫禄がついた今では、今回のようなことがある時に、隣が私でよかった、と思う。
息子たちが小さかった頃と、その時の自分を思い出させてもらえた、豊かなフライト時間だった。
最後にママがまた、『うるさくてすみませんでした』と私に謝った。
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