ドナルド・トランプという人
米国のトランプ大統領のことを、ずっと誤解してきた。それは米国内はもとより日本での報道のされ方に主な原因があった。今回の新型コロナパンデミックと、米国全土で起きている暴動を通じて、そのことをより強く感じている。
数日前、トランプ大統領は米国全土に戒厳令をしいた。警官が黒人を取り押さえた際に首と胸を圧迫し続けたことが原因で死亡したことに対し、黒人たちを中心に抗議のデモが起き、暴動と化しているからだ。
しかし、これはトランプ政権を混乱に陥れる目的で、反対勢力が計画的に起こした暴動である可能性が高まっている。
実は、トランプ大統領は就任以来、水面下で極めて重大な取り組みを進めてきており、この暴動はそれに対するものだ。ネット情報をよく調べればわかる。
その取り組みとは、ひとことで言えば闇勢力の一掃であり、追い詰められた勢力が今回の暴動をしかけて抵抗している、というのが真実のようだ。
だからだろう、それに気づいた黒人達が暴力をやめるように呼びかけたり、さらに警官たちを取り囲んで群衆から守ったり、あるいは警官たちが群衆に向かって片膝をついて連帯の意を表したりと、感動的な姿がネットで報じられている。
しかし、それさえも「こんな民衆の動きに対して軍隊を投入し、力で押さえつけ、分断しようとしている」と、反対勢力はトランプ大統領を非難する材料にしている。
水面下でここまで改革を進めてきたトランプ大統領には、何としてでもこの困難な状況に打ち勝って欲しい。
いまさらながら2016年11月8日の大統領選挙でのトランプ演説をみると、トランプの真の狙いと強い決意が感じられる。
当時、この演説は日本では報道されていないに違いない。トランプ大統領は、演説で宣言したさまざまな策を、実際に実行してきていることもわかる。
今回の新型コロナパンデミックはもちろん、同じ闇を抱える日本でも、今後そうした社会改革が始まることを強く願う。
なお、トランプは、1999年7月に小型飛行機墜落事故で亡くなったジョン・F・ケネディ・ジュニアと親友であり、彼の遺志を継いで大統領になったという。
父ジョン・F・ケネディが暗殺され、その葬儀に参列した際のケネディ・ジュニアの姿をとらえたこの写真。多くの米国民の涙をさそい、LIFE誌の表紙になったこともあって有名。
トランプ大統領とそのスタッフは、ジョンFケネディ大統領への誓いと祈りを、毎朝捧げているという。
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