「走ってみっぺ 南会津」を走ってみたべ!
「走ってみっぺ 南会津」に参加。
エイドの食べ物を楽しみながら、秋の入り口を迎えた山の中をのんびりと60キロほど走ってきました。
ロングライドのイベントは、エイドステーションで地元の名産などの「補給食」というかグルメ食が提供されるのと、沢山の人たちと同じルートを走っていく緊張と興奮と、そしてイベント参加でなければ訪れることのない地を走り、観光したりもできる楽しさがあり、ロードバイクに乗り始めた一昨年から、大好きなんです。
けれども、今年はコロナウィルスの影響で、春から秋にかけて行われる予定だったロングライドの大会、イベントは、軒並み中止になりました。
群馬県のグランフォンド嬬恋、石川県のつーる・ど・のと、新潟県のツールド妻有は、今年ぜひ参加しようと昨年から決めていて、エントリーするも、中止に。
昨年参加し今年も必ずと決めていたぐる山形県のぐる麺ライド、山梨県の南アルプスロングライドも中止に。
今年は参加してみたいと思っていたツールド東北、佐渡ロングライドも中止に。
コロナが落ち着くまでは(いったいいつになるのかわからないですよね)、少なくとも今年は、ソロライドと、友達やサークル仲間とのライドしかできないんだな、とガックシ。
そんなある日、Twitterを見ていたら、ロードレーサーの金子大介選手が、
「はしってみっぺっていうやつ申し込みました。プライベートでのサイクリングイベントは初めてです。楽しむ。。。」
とツイートしてて、、、
「おお、楽しそう。いこうかなぁ。」
って、つい返信コメント書いてしまい、、、
それに、なんと金子大介選手が、
「はしってみっぺ!」
と返信してくれたものだから、調子にのって、
「んだなし!」
と返信して、参加エントリーしたんです。
金子大介選手とはその後もTwitterで、冗談まじりの、というかほとんど冗談のツイート会話をしつつ、
連れと走るのでなんともいえないがもしお会いできたら走りましょう、
なんてあり難き会話をして、当日を迎えました。
福島県の会津、山のなかということで、秋でもあるし寒いかも、と長袖ジャージ、足首までのビブタイツと、いやいやまだ秋に入ったばかりだし、走り出せば暑いかもしれないと、半袖ジャージにビブショーツも持参。
結局、半袖にビブショーツにして、調節できるようにアームウォーマーとレッグウォーマーを着けて、ウィンドブレーカーを羽織り、会場の会津アストリアロッジへ。
受付を済ませて、自転車を準備して、車内で少し待機。開会式をやりますとのアナウンスがあり、ソーシャルディスタンスを保ちつつの開会式に参加しました。
これまで多くの大会、イベントでは、スタートゲートに向かって自転車を倒して並べておいて順にスタートするか、スタートゲートに向かって列をつくり順にスタートでしたが、コロナ対策ということで、ゼッケン順に、10人ずつだけゲート前にあつまり、10人ずつでスタートというかたち。
そして、エントリーが締め切り近くだったからか、見渡す限り自分より大きい数字の参加者はいないのではというゼッケンナンバーな僕。
そうです、最終組スタートとなりました。
60Kmとさほど長くない距離で、登り坂道もさほどないコースなので、のんびり走れればいいかなと思っていたので、最終組は好都合でしたね。
秋のはじまりの山並みを眺めながら、気持ちよく走れました。
が、しかし、最初のエイドステーションから走り出したところで、超遅集団に巻き込まれてしまいました。
どうしようかなと迷っていたところを、颯爽と抜き去っていく方がいたので、とりあえずと付いていったら、、、
ものすごく上手な走り方で手信号のサインも完璧に出してくれて、平坦35Km、上り基調でも30Kmのハイスピードでしばらくひいてもらい、、、
ゲストライダーのプロチーム関係者だったようで、、、走り方もサインも、とても勉強になりました。
会津のソウルフード!! マトン丼!!
ものすごく美味しかった!!
ゴール前最後の3キロの激坂、たかつえの壁(スキー場にいく上り道を想像してくださいな)では、今日こそは全開で踏もうと決めていたので、脚をつく人、押し歩きする人を横目に、フルに飛ばして、もがく人をガンガン抜けたのが、僕的には楽しかった。
(といっても、全開でもがいたんですけどね。ゴールしたら脚がガクガク)
そうそう、金子大介選手とは、最初のエイドのトイレ待ちで会えて、その後、エイドのたびにお話しし、少しですが一緒にも走れました。
お連れの方とゆーっくり走る金子大介選手。恐れ多くて追い抜けなかった。。。
コロナ渦のなかで、ほとんどの大会、イベントが中止になったなか、決行した運営には感謝です。
聞くところによると、南会津町がどうしても実行したいという意向だったようです。
「どこの大会も中止のなか、最初に決行されるということで注目されてます、コロナ感染は出したくないのでソーシャルディスタンス、マスク、手洗いを」
と会場でもアナウンスを繰り返し、エイドでも、ソーシャルディスタンスの工夫と消毒液もバッチリ用意されており、ほんとうにとても良い大会でした。
ありがとう、南会津!
来年また来るよ!!
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