見出し画像

ライブハウス主催の「対バンライブ」に久しぶりに出演します。(T)

万貴音の小田貴音です。世間ではGWの延長戦期間ももう少しで終わりです。オフはないけど、今年も良い時間を過ごせたと思います。ただし天気さんよ、君は少し反省してほしい。


何卒何卒。

5/27に万貴音主催のワンマンライブがありまして、現在その準備を粛々と進めているところなんですが、その前にもう一つライブの予定が入ってます。

はい、こちら。

去年から3度ほどワンマンをさせてもらった広島CAVE-BEさん主催の「対バンイベント」に出演させていただきます。こちら。

2023年5月15日(月)「glittering era」

会場:広島CAVE-BE(広島市中区幟町7-25)
時間:OPEN 18:00 / START 18:30
料金:前売 ¥2,000- / 当日 ¥2,500-(+1Dr)
出演:飴色りぼん。 / 紅葉学院 / MILKYDOPE / 万貴音
予約:https://www.ma-ki-ne.com/mail/

「ライブハウス」、「対バン」、「平日」(、さらに今回は「Popsアーティスト×アイドル」)

普段の万貴音の活動からはあまり出てこない属性ですが、昔のライブ出演ってこういうパターンがほとんどでした。ちなみに主催ライブ「じゃんごーじゃんごー!」も立ち上げ当初は対バン形式で開催してたんですよ。

じゃあなぜ、今になってこのタイプのライブに出演しようと思ったのか。土日にワンマン中心にライブ展開してきた万貴音なので、気になる方もいるんじゃないかと思って書いてみます。自分らなりの考えも狙いもあるんだ。


・「対バンライブ」とは?

「対バン」の語源は「バンド同志の対決」らしく、今や実態に対して違和感すら感じる単語かも?この言葉が発生した当初、ライブハウスに出演するのはほとんどバンドのみだったからだと思います。今は「対決」というよりは「共演」ですよね。

つまり、個別に活動しているミュージシャン(あるいはアイドルなど)が一つのイベントの括りの中で、割り当てられた時間でパフォーマンスするのが「対バンライブ」です。イベントや企画によってはコラボがあったり、楽曲の交換演奏があったり、なんてことも。

対バン形式のイベント分類を自分の視点ですると、①「箱(ライブハウス)の主動か、出演者の主動か」、②「有料ライブ(ライブハウス)か、フリーライブ(主に野外スペース)か」でも特徴が異なります。

①の特徴
・箱主動:イベントジャンル的な相性、または何らかの意図を持って集めた構成
・出演者主動:今までに関わりがある、自分の音楽と相性のいい人を集めた構成

②の特徴
・有料:良い音響照明でステージに没入できる、ライブにお金を払う価値を見出した人が見に来ている
・無料:通りすがりの人を含め誰でも気軽に参加できる、同時にいつでも離脱できる

あえて客観的に書きました。主観もあるかもですが、大きく間違ってはないと思います。

「野外のフリーライブでいいじゃん」って思う人もいますよね。これ、たくさんの人に聴いてもらうにはいいけど、そこから強く興味を持ってくれる人はあまり多くない。その場での音楽は「無料コンテンツ」だもの。フリーライブももちろん全力でやってますが(いつも見てる人は毎回汗だくになってるの知ってるよね。笑)、「試飲会」のような性質も持ってることを頭の片隅に置いています。

ちなみに今回のイベントは「箱主動」の「有料ライブ」です。一番大きな特色は「Popsアーティスト×アイドル」という組み合わせになっていること。ここが今回CAVE-BEさんの狙いだと思っていて、活動ジャンルの垣根を越えて出演者・お客さんが交流してほしい、ということだと解釈してます。もう一つ踏み込むなら、平日開催のイベントにもそろそろ賑わいが戻ってきてほしい、ということも。ほんとこの数年、制限きつかったもんねえ。。


・「主催」「対バン」のメリット/デメリット。

最初に書いておきますが、万貴音の音楽が大好き!って人にオススメするのはやはり「主催イベント」です。徹底的に1アーティストを味わってもらうのはこれに尽きる。が、ここ数年でたくさん感じるのは「主催(ワンマン)だけじゃこの先”大きく広がらない”」ということです。

それを頭の片隅に置いておいてもらって、主催・対バンそれぞれのメリットとデメリットを赤裸々に考えてみる。

[主催イベント]
+:徹底的にイベント内容を自由に構成できる
+:目的のアーティストの楽曲・演奏だけを楽しめる
+:「そのアーティストが好きな人」が集まっているので交流しやすい
ー:ライブ動員や各種手配など、全ての責任が自分にかかってくる
ー:そのアーティストを知らない人が来る可能性が極めて少ない
ー:外部からの刺激が少ないので、想定を超えたミラクルが起きにくい

[対バンイベント]
+:新規のファンが出来る可能性が上がる
+:演者/お客さん同士で交流できる、新たに好きな演者が見つかる可能性
+:対バンアーティストの工夫や良い部分を見て学べる
ー:持ち時間が限られている(短い)、時間厳守しないと迷惑かける
ー:必ずしも全て自分の好みのステージに出会えるとは限らない
ー:アウェイ部分も多いので、主催よりも人間関係で気を遣う

これも結構客観的に書いたつもりです。演者/来場者の視点が混じってるのでちょっと読みにくかったらごめんなさい。


自分は基本的にワンマン、というよりも「主催・自己企画」が好きです。たくさん歌いたいし、色んな実験もできるし。ただしやはり、活動を続けていくには「風通し」を良くする必要があります。自分たちの音楽をもっとたくさんの人に好きになってほしいし、自分にない音楽をこれからも取り入れたい。

そしてこれ大事なとこだけど、いま応援してくれている人がこれからも同じ熱量でいてくれるとは限らないってことです。ファンがいるって当たり前のことではないので、つまんない活動してたら当然、飽きて離れていくと思う。淀んでたらきっと、あっという間に終わりが来ると思って頑張らねば。


あれやこれやと分析して解説してみましたが、最前提として全てのライブは「来てくれた人に楽しんでもらうもの」です。万貴音の活動を今後もしっかり展開していくためにも、これからも色んな形態の(形態で、もか)ライブに出ると思います。どれも狙いを持って、しっかり準備して臨みますので、ぜひご参加ください。応援どうぞよろしくお願いします!

あとね、他にもたくさんいいバンドやユニット、音楽があります。好きなものはたくさんある方がきっと楽しい。みんなで広島の音楽文化、盛り上げていきましょ!

ライターTでした、ではまた!


万貴音presents「じゃんごーじゃんごー!」Vol.32 〜Little Anthem〜
日程:2023年5月27日(土)
会場:かしわや入江
時間:開場13:00 / 開演13:30
料金:前売¥2,500- / 当日¥3,000-(小学生以下入場無料、ドリンク代別)
予約:万貴音Official Website<MAIL>より


[Official Website]
https://www.ma-ki-ne.com
[Twitter]
https://twitter.com/makine_official
[Facebook]
https://www.facebook.com/makinehiroshima
[Youtube]
https://www.youtube.com/user/MAKINEmakineMAKINE
[Online Store「万貴音屋」]
https://makine.base.shop/

[Subscription]
・アルバム「Smile Co.」
https://linkco.re/CfEa1V9B
・シングル「クローバー」
https://linkco.re/07fFrAb9
・シングル「優しい言葉」
https://linkco.re/ZTSUcyv5
・アルバム「ノーマライズ」
https://linkco.re/350NZmQx
・アルバム「Ancient Collections」
https://linkco.re/SBDumrht
・シングル「ごめんあそばせ feat.桑原しおり」
https://linkco.re/b39081qC
・シングル「にらめっこ」
https://linkco.re/a4ey4Q58
・EP「Prototype 1.0 Re:Structure」
https://linkco.re/rgQHUdCY

よろしければサポートをお願いします。いただいたサポートは万貴音の運営費として使わせていただきます。