IT x SDGsを考える
Introduction
こんばんは!(昼やけど)
ITスタートアップに社長させてもらっているものです。
いろいろありまして、SDGsの勉強会にお呼ばれさせてもらいました。
学んだことの整理と、自分たちが何ができるか、このノートに整理しようと思います。
SDGsって?
そもそもSDGsってなんだっていうお話
SDGsとは、Sustainable Development Goalsの略で、日本語に直すと「持続可能な開発目標」となります
2015年に国連で採択されたもので、2030年までの達成すべき国際社会共通の目標です
この目標は、「17の目標」「169のターゲット」「232の指標」で成り立っています。
認知度
日本を対象とした認知度調査を行った結果、なかなか散々な結果となっています。
10代で 8.3 %
20代で 6.3 %
30代で 4.1 %
40代で 2.6 %
50代で 2.3 %
これから先の未来のために土台を作らないといけない、私を含めた30代以上の認知度がひどい状況です
10代はテストとかでも出題されるようになってきているので、じゃっかん高めの数字が出ていますね
罰則とかあるの?
ありません
しかし、積極的に取り組むべきです
SDGsは様々な国際問題の解決と、全員類の豊かな生活のための共通目標です。国連で長い時間をかけて作り上げられた目標なのです。
地球温暖化、異常気象、貧困問題、格差社会、これらの問題を無視して経済のさらなる発展はあるでしょうか?
自分たちの時代のみよければいいのではなく、自分の子供達、孫達の時代のために、一人ひとりが考えて行動する必要があります
さらに、SDGsの目標解決を行ううえで、企業としての売上にも期待が挙げられています。
たとえば、自然エネルギーの開発事業
太陽光発電や風力発電等、まだまだ未完成な技術であると考えられますが、逆にビジネスチャンスにもなるということです。
さらに、全員が活動に取り組み始めると、既存の燃料事業を行なっている会社は変革をもとめられます。
石油等が販売できなくなっていったらどうでしょうか。
早めに手を打っておく必要がありますよね。
このように、今は良くても、必ず意識しなければならない時がやってくるはずです。
やがて、関わらない方がマイノリティ
そんな世界が必ずやってきます
世界で起きている社会的課題
世界中で起きている問題
たとえば
・貧困問題
・児童労働
・環境破壊
・エネルギー問題
様々な問題が起きていますね
セミナーではこんな話がありました
とある国で、実際にどのような社会問題が起きているのかを自分の目で見てきた人の体験です
ゴミ問題が顕著でした
町中ゴミだらけ
しかもそのゴミは、ビニールばかり
ビニールは自然に分解されるまでに10年以上の年月が必要となります
それを無くそうと、ゴミ箱を設置したらしいです
しかし、翌日にはゴミ箱が誰かに盗まれていました
それではと、ゴミ拾いを始めました
すると今度は、黄色人種への差別が始まったようです
さらに拾ったゴミはどこにいくのかを調べたところ、ゴミ山というゴミが集められている、私有地へ運ばれていました
そこでなにが行われているかと言うと
児童労働です
集められたゴミの中から金目の物を探し出す労働
その中に、子供の姿もあったのです
ゴミを拾わなければ、街中はゴミだらけ
ゴミを拾っても、その先では児童労働
そんな、解決の難しい問題が世界各地で起きています
日本でも貧困?
日本も問題だらけです
知ってますか?日本でも貧困問題が起きていることを。
世界の貧困地域は絶対的貧困と呼ばれていますが、日本での貧困世帯のことは「相対的貧困」と呼ばれています
相対的貧困とは、その国の生活水準から比較し、生活に困窮する状態のことです。
日本では、平均給与の半分以下のお金で生活する人たちです。
平均給与の半分以下、月10万程度で生活している家庭です。
実は日本において、相対的貧困によって苦しんでいる子供が 7人に1人 もいるんです。
IT企業の取り組み
このような社会問題を解決するために策定されたSDGs
私たちのようなIT企業から見てどうでしょうか
なかなか遠く感じるかもしれません
しかし、すでにゴールに向けての活動をしているIT企業もあります
たとえば、検索エンジン「ECOSIA」です
ECOSIAで検索すると、Googleと同じように広告が表示されます
ただし、そこで得た広告収入の利益から80%以上を、世界中で植樹活動を行っている非営利団体であるWWFに寄付しています
検索エンジン上には、自分の検索によって今まで植樹された本数や、このエンジンから今までに植樹された本数が表示されています
このように、IT企業であってもアイデア次第で活動が行えます
貧困問題、児童虐待、食品ロスをなくす
そのようなアプリやサービスを立ち上げることでも、SDGsへ取り組みに繋がるのです
自分たちが今できること
身の回りではどうでしょうか
海洋の環境破壊を招いているマイクロプラスチック
ビニール袋を利用することへの環境破壊
エコバックを毎日持ち歩く
ビニール等、リサイクルできるものはちゃんとリサイクルする
そんなことからでも、一人一人が行うことに価値があります
会社として、世界の一部として
私はIT企業を経営しています
提供できるものはIT技術や知識
実は、このセミナーを主宰されたDropさんと共に、SDGsへの活動に技術力を提供することで、協力させていただくことになりました。
まずは身近な日本上の問題を解決していくところから
ちょっとづつ、でも確実に、これからの自分の子供たちが生きる未来を少しでも良くするために、微力でも活動していこうと思います。
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