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推しがサタデーナイトフィーバーするので観た

タイトルでオチが予想つくがその通りである。

どうして…?

ただ、世界観を知らない前にプレーはしない。サイバネゼロの前にウィーナーのサイバネティックスを読んだくらいには、余裕がある時はガチで天ヶ瀬冬馬の世界観を知ろうするのである(何故)
(※懺悔ですがサイバネゼロの時はジュンのPなので、ジュンのために読みました)

ということで、力こそパワー。金で買える。

私はイベントが始まる前にサタデーナイトフィーバーをみていくことにした。

サタデーナイトフィーバーとは

ご存知の方が多いかと思いつつ、私なりのあらすじをば。

川崎みたいなスラムアメリカなところ出身の主人公はダンスが上手いのでディスコでモテモテ。主人公は大会に出たいと思っている。ステファニーというダンスの上手い美女に一目惚れしてめっちゃ振り向いてもらうまで頑張り続けて大会で優勝したけど差別を感じて賞を返上して、マジで人としてアなことをして振られてるがお友達からスタートになった話。

語弊多過ぎるのでは??

この話の中にアメリカらしいアメリカ要素があり、以下を抽出する。

・主人公は現状に不満がある→最後に決断する
・立派な兄も現状に不満を持っている→自由人になり解決
・ステファニーは逆転人生を送っている?→様々な葛藤や色んな経験をしている
・彼女を中絶させたい男が自殺する→多分事故
・プエルトリコ人差別→当時問題だった?
・田舎街の人たちの「華やかさ」がディスコ?
・そんなディスコは華やかな見えて差別やドロドロが渦巻くところ

観た感想

いやマジで理解できん…が初手であったが、時代背景を鑑みると、アメリカの人たちがこの映画を観て感動して「アメリカの伝説の映画」と書かれるくらいアメリカらしいものなのだと推察する。

ディスコの中に強いアメリカが滲んでいるように見えるが、強いアメリカ性に対しての「差別」や「不満」から成り立っている華やかさに他者への差別で偉いと思うのではなくて自分の力で勝ち取りたいと願う主人公の心の動きが見える。おそらく主人公の心の動きはアメリカの葛藤と通じている部分があるのではないかと推察する。

「差別」と「不満」がありながらも、華やかさと強さを求めるアメリカ像がトランプさんが言っていた強いアメリカにつながりそうだなぁという印象。

この当時(1978年なので70年代)のアメリカを紐解くと、その10年前くらいから公民権運動というアメリカにいる黒人の方が運動をしていた頃につながりが出る。差別に対して声が大きくなった頃合いであり、アメリカが差別に対して立ち向かおうとしていた頃合いである。主人公(田舎の白人の若者)がプエルトリコ人(有色人種の被差別者)に対しての暴力の伴う差別を行なったこと、それに対して主人公は「こうであってはいけない」と改心したことはそうした差別に対しての監督の発した「このままではいけない」というメッセージなのではないだろうか。

黒人の方への人権運動は1980年代まで続き、「We are the world」のリリースは1985年である。

そして、ステファニーというのは「新しいアメリカの女性像」を描いている存在であり、主人公の一目惚れした存在(≒映画における魅力的な女性像)である。1960年ごろから出てきた女性解放運動の停滞期に「仕事をバリバリする、色んな視野が広い女性」像を展開したのは、サタデーナイトフィーバーが女性が機会を得て活躍することに対しての肯定や背中を押すための意志を示したのではないかと思える。
(当時は中絶に対して否定的だったものの、1970年代前半に女性が中絶をする権利がアメリカで認められ始めていた。彼女を中絶させたい男が自殺する件は、一種のメッセージ性があるのではないかとも思える。)

当て馬の女の子(お育ちの良い美人、古き良き女性感が漂う)が主人公に迫りまくり、最終的に主人公の友人たちに輪姦されるわけであるが、男性が女性に対しての屈服させる古いアメリカの状態を描いているのではないかと考えた。主人公はステファニーに対しての強姦をしかけている(未遂)のであるが、新しい女性像のステファニーが意思を持ち、対等さを求めてそれを否定することは、新しいアメリカでは対等さが必要なのだという描き方で、男性が女性に対して力で屈服させようとすることを否定したいのではないかと感じた。

まあ、こうしたことしか書けないあたりに、興奮とかではなくて分析するために見たことがバレバレなんですけれど。

実際に天ヶ瀬冬馬の全容を見た感想

いや、まって。いや。めっちゃパーさま。

推しがパーシィになったのだが?!

パー様→グランブルーファンタジーのパーシヴァルのこと。

参考までにパーシヴァルさん↓

申し訳ないがパーシィ以外の語彙がない。

サタデーナイトフィーバーを履修した意味。

これからのイベントの意気込み

サタデーナイトフィーバー、内容が内容だけに見るの辛かったっす。…川崎かよ(無限)になり、無限にサタデーナイトフィーバー…になってました。あれが好きな人ってどういう感じなんですかね?

とりあえず冬馬くんはこんな修羅場映画みたいな感じで女性を強姦しかけたりしないだろうし、差別もないだろうから安心して見れる…

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