アレルギー家族の交流会に参加してみたら
娘はナッツアレルギー、息子は卵アレルギーの我が家。年齢が低いこともあって、今のところ大きな悩みはないのだけれど、アレルギー持ちのお子さんを育てているご家族はどんな生活を送っていて、どんな困り事が出てくるのだろう。
そんなことが気になって、地域でやっているアレルギー家族の交流会に参加してみた。
そこには、卵、小麦、ナッツや魚などのアレルギーを持つお子さんを育てているママたちがいて、実に様々な悩みを抱えていらした。
プライベートなことなのでセンシティブな内容や詳細は避けるが、例えば小麦アレルギーっ子を持つママは米粉パンの固さに悩んでいた。小麦のパンと比べて、米粉のパンはすぐに固くなってしまう。固くならない米粉パンの情報を探していた。
パンがダメならおにぎりを食べればいいじゃない、多少固いくらい気にしなくても、と思う人もいるかもしれない。けれど、周りが食べているふわっふわでやわらかいパンを我が子にも食べさせてあげたいと思う気持ちはよくわかる。
他のママが、米粉が使えるホームベーカリーを使うとできたてふわふわのパンが簡単にあげられるとアドバイスしていて、なるほどこういう情報は同じ状況で日々悩み、試行錯誤して生活を送っている人からじゃないと、出てこないかもしれないなぁと思った。
アレルギーのお医者さんに関しても、長く付き合える、親が信頼できるお医者さんに会えるまで、何度病院を変えたっていいというアドバイスをいただいた。
かかりつけ医を決めても、病院で出来ることと、受けられるアドバイスは限られている。
成分表を見て食べられるものか調べたり、周囲のお友達や兄弟姉妹と同じものを食べられないときにどう対応するか考えたり、外出先・旅先での食事に気を配ったり、仕事と生活と食物負荷試験との両立を考えたり。。。
細かい悩みや困り事は日常に転がりまくっていて、解決策やそこでの工夫は、人それぞれ。でも、似たような境遇の人から聞く具体的な体験談が打開策になることはとっても多い。
一人目と比べて、二人目の出産後は、地域のママさんとたくさん交流させてもらっていて、情報やアドバイス、特に悩みの共感に救われることが増えたなぁと感じている。
もちろん人との付き合いがストレスになることもあるけれど、様々な属性に応じた心理的安全性の高い居場所が、多くの親にあるといいなと思った。そして私自身も、アレルギーに関しては、今後もありがたく、交流会に参加させていただこうと思っている。
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