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ChatGPTに3000円課金しているの損してるかも?

◾️ この記事で紹介すること
 ・ ChatGPT Plusにある機能をより安く行う方法があるよ!
 ・(私が開発したData Driven Chatの紹介)

◾️ 読んでほしい読者層
 ・ ChatGPT Plusに課金している人
 ・ ChatGPT Plusを使いたいけど、すこし高いなと感じている人


9/15 追記
Open Interpreterを追加しました!

はじめに

こんにちは、makiart です👋

ChatGPTがリリースされて約9ヶ月ぐらいでしょうか?
たくさんの方がChatGPTに触れて色々な用途で利用されていると思います👀

そんなChatGPTですが、皆さんはChatGPT Plusというものをご存知でしょうか?
ChatGPT Plusは無料で利用できるChatGPTに約3000円(20ドル)課金することによって、GPT-4やCode Interpreter, Pluginといったより高機能になったChatGPTを利用することができるものとなっています。

月3000円の課金。ちょっと遊ぶ程度に使ったり、便利ツールとして使うにはすこし割高な感じがしますよね。

この記事では、そんなChatGPT Plusに加入しなくても同じような機能を低コストで利用できるいくつかの方法をご紹介したいと思います!

プログラミングがある程度できる場合の選択肢

まず初めにOSSなどを利用した方法についてご紹介します。
基本的にはこれらから紹介するものについては自分でコードを書いたりしなくとも利用することができます。
ですが、利用する上でGithub(コードを管理するもの)の使い方であったり、環境構築の方法の理解、OpenAIのAPIキーを取得したりする必要があります。
なのでゼロ知識でやろうとすると躓きポイントが多いかもしれません…と言う前提で紹介させていただきます!

また、GPT-4を利用する場合にはGPT-4のAPIウェイトリストに登録して通過する必要がありますので注意してください!

ChatBot UI

まず一つ目にご紹介するのがChatBot UIです🤖
こちらはChatGPTと同じようなUIで自分のGPTのAPIを利用してChatができるようになるOSSとなっています!

◾️ ChatBot UIでできること
 ・ GPT-3.5, GPT-4を利用したチャット
 ・ システムプロンプト(カスタムインタラクション)の利用
 ・ 検索を利用したチャット
 ・ モデルの温度設定

ChatBot UIでは、通常のChatGPTのチャット機能に加えて、検索と温度設定が可能になっています。
検索は、GoogleのSearch APIのAPIキーを取得して設定することによってGoogle検索の結果を利用したチャットを行うことができます。
また、温度設定はモデルのレスポンスのランダム性を変えることができます。

ChatBot UIでのシステムプロンプト、温度の設定

このChatBot UIはVercelにデプロイすることができ、知識のある人にとっては簡単に自分専用のChat環境を作成でき、基本的には利用したGPTのAPIと任意でGoogle検索のAPIの料金のみが従量課金されるだけですので非常に便利です。

ちなみに、私はGPTとChatしたい場合はほとんどのケースでこのChatBot UIを利用しています。

また、以下のリンクよりすでにデプロイされたサイトがあるのでそこに自分で取得したOpenAIのAPIキーを設定すると利用できるかと思います!

Open Interpreter(9/15追記)

これ、正直言ってChatGPT PlusのInterpreterよりも優秀です。
現在はターミナル(テキストベースのみの操作)でのみで利用することが可能ですが、今後デスクトップのアプリケーションとしても公開予定だそうです!

使い方はPythonを触れる方なら簡単です!
一つのライブラリをインストールして、コマンドを実行するだけ!

利用する際にはOpenAIのGPT-4を使うかオープンなLLMモデルなCode LLamaを選択することができます。(GPT-4を使う場合にはOpenAIのサイトで事前にAPIキーを取得する必要があります)

コマンドを実行するだけで利用できるので、簡単にCode Interpreter環境を整えることができます。

◾️ Open Interpreter APIでできること 
 ・ 簡単にCode Interpreterを使える
 ・ ネットに接続できる!(重要!!)
 ・ ChatGPT Plusよりも自由度が圧倒的高さ

Code Interpreter

Code Interpreter API

次にご紹介するのはCode Interpreter APIです📊
こちらはChatGPT Plusでのみ使用することができるCode Interpreter機能をLangChain(LLMを利用する時に便利なライブラリ)で実装したOSSとなっています!

◾️ Code Interpreter APIでできること 
 ・ データの分析(グラフの作成) 
 ・ ファイルの入力

ChatGPT PlusのCode Interpreterはプログラミングの知識がなくともChatGPTが簡単なコードの作成と実行までやってくれるという非常に便利な機能ですよね。
このCode Interpreter APIを利用するにはある程度のプログラミング知識が必要にはなりますが、エンジニアの抱える”やればできるんだけど、ちょっとめんどくさいこと”を代わりにやってくれるようにできそうです^^

プログラミングはちょっと…そんなあなたに

Bing Chat

GPT-4を使いたい…!検索結果を元にしたチャットのやり取りをしたい…!という方にはBing Chatという方法があります。

Bing ChatはChatGPTと比べて基本機能は劣りますが、GPT-4が利用でき、Bingの検索結果を元にしたレスポンスをしてくれます!

一応1日の上限はありますが、無料でGPT-4を使うことができますので、とりあえず触ってみたいという方におすすめです

Data Driven Chat (PRです🙏)

Data Driven Chatのサムネイル画像

最後に少し宣伝ということで、私が開発したData Driven Chatについてご紹介させてください!!

◾️ Data Driven Chatでできること
 ・ 様々なデータから専門のチャットボットを作成できる
 ・ (Web、YouTube、EPUB、Wordファイル、PDF)

このチャットサービスでは、以下の画像のようにデータごとにチャットボットを作成することができ、GPT-3.5、GPT-4を利用してそのデータに関する質問などを行えるようになっています!

WebサイトやYoutube、PDFなどからチャットボットを作成できます!

また、このサービスはサブスクリプションではなく、利用した分だけの従量課金となっており、自分の利用頻度に合わせて課金額が最適化されるので、「毎日は使わないけど、たまに使いたい」という方にピッタリです!

また、このサービスの課金はYatai(https://aiyat.ai)というサービスによって行われるのですが、そのYataiは現在クーポンを配布しており、100トークン分無料で利用することができます!
興味のある方はぜひクーポンを利用してみてくださいね!

その他サービス群

GPT-4を含んだ様々なLLMを無料で利用できるチャットボットサービス

最後に + 簡単なフローチャート

最後に少し宣伝する形になってしまいすみません💦

案外ChatGPTに3000円課金せずともやりたいことができたりするんですよね。
特にエンジニア系のかたはChatbot UIなどはとても便利かつ簡単に利用できますので調べてやってみてもらえるといいかなと思います!
Open InterpreterもChatGPT PlusのCode Interpreterよりも圧倒的に利便性が高いです…!!ぜひ使いましょう!!

最後に、とてもざっくりとしたものとなっていますが、独断と偏見でフローチャートを作成してみました!(すこし複雑になってしまいました;;)
参考程度にご利用ください

※ 下記画像のCode Interpreter APIではなく、Open Interpreterを利用するのがおすすめです!(9/15追記)

簡易的なフローチャート



今後はもっと実践的なAI利用についてnote&X(Twitter)で発信できたらと思っていますのでよかったらフォローお願いします🙌

↓AIによるラジオ番組の作成の実験内容です笑


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