makiyama yotaro

某出版社勤務。Kawasaki North Side在住です

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日曜日の住居学

昭和の時代に活躍した建築家、宮脇檀の本を読んでいる。 住宅設計を得意とする宮脇さんだが、男と女という観点で住居を考える文章を残しており、これがとても面白い。 まず、そもそも家とは何か?という問いに対して、いろいろな考え方があるが、「容器」と「道具」という要素を考えてみる。 家とは生活の巣であり、暮らしを入れる容器である、という考え方。子供を育て、長い時間を過ごす家は、穏やかで安らげる場所が良いとされる。 子宮という容器を持つ女性のように、薄暗く、遠くから声が聞こえる安ら

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