August 9,2024
昨日大きな地震が九州であったのに
今日は関東で。
母が地震が大嫌いで
小さな頃は地震が来ると子どもを連れて
何も考えず大きな声で「怖い」と叫び外に飛び出していた
(今は冷静に行動しないと危ない)
祖母と同居するようになると、
地震で大騒ぎする母に比べ、動じない祖母。
関東大震災を子供の頃に経験した祖母は
大抵の地震には「こんなの大したことないわ」と言っていた。
そんなに二極化した反応の家に育ったわたしといえば
もちろん地震は怖いが、母ほどの反応はしたことがなかった。
大人になって阪神淡路大震災の被害を見て
巨大地震のすざましさを知り
初めて防災意識というものが芽生え、
備えをしなければ、と思った。
登山もしないのにアウトドアショップで
大きなリュックサックを買い
あれこれ詰めていた。
ちなみにその時買った
SONYの手回しでも使えるラジオは
(今では少々大きく嵩張る)
今でも現役なので防災用品として現役だ。
いつか来ると言われている首都直下型(東京在住)
せっかく防災リュックを作ったのに
あれ、中身は何を入れたっけ?と
その意識が薄れかけた頃
東日本大震災が起こった。
これは東京にいても
経験したことのない揺れが起こり
当然我が家もとてつもなく揺れた。
そうしていろんな出来事が起こり、
原発事故を経験し
(防災無線で「水を飲まないでください」というのを
聞いた時の恐怖と言ったらない)
いろいろなものが店頭から消えたり
街の雰囲気が一変した。
そして再び備えについて考えることに。
現在住んでいるところは津波は来ない。
調べたら地盤は強固で
建物は倒壊しないと想定。
そこで自宅避難することを前提に備えを見直した。
水の備蓄とトイレの問題を一番に、
少しずつ必要なものを揃えてきたつもり、だった。
そして今年の元日に起きた能登半島地震
情報を取れなければ命を落としてしまうこともある現代。
高額なのでずっと迷っていたポータブル電源を購入。
そして、食糧支援は首都直下型だと
すぐには得られないかもしれないと思うようになり、
備蓄食料もローリングストックでは心許ないと
長期保存食も補充した。
大きな地震が来るたびに
備えについて考えさせられる。
その時の自分の環境や状況をよく考えて
必要だったものも変わっていく。
何もないのが一番だけれど、
いつやってくるのかわからないのが自然災害であり
その最もたるものが地震だ。
今回は政府が南海トラフへの注意喚起をするという事態。
少し緊張感を持って日々をすごさければと思う
今日の地震だった。
ちなみに外出先で震災に遭遇したら?は
長くなるので、また別の機会に。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?