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区議会傍聴~高橋まきこ議員の一般質問に際して~

こんにちは。高橋まきこ議員ママインターンのCです。
去る、9月20日にママインターン6名で、中央区議会傍聴に行ってきました。
区議会の傍聴、興味があっても実際に行くとなると、ハードルが高いですよね。
いつやっているのか、どんな手続きがいるのか、途中で抜けられるのか・・などなど、今回は私たちの等身大の体験談を書いていきたいと思います。


【一般質問の前知識】

9月20日は、高橋まきこ議員の一般質問が行われる日でした。
一般質問とは、議員が区の施策について報告・説明を求めたり、質問したりすることを言います。
ですので、議員の質問に対し、答弁があります。
一般質問は、「充実かつ能率的な議会運営のため、原則事前に通告しておくこと」になっているそうです。
私たちも、前日までに高橋まきこ議員からこんな質問をしますよ、という「質問通告書」を見せていただきました。内容は、非常に簡潔にまとめられていますが(紙1枚です)、思いのほか具体的でした。

【スケジュールと手続きについて】

~13時50分 傍聴手続き
13時55分頃~ 入廷可能
14時~ 議会開始

10分前までに傍聴手続きを完了するのですが、この傍聴手続きが一番ハードル高く感じるところかもしれません。
まず、中央区役所の9階に行きます。
私はエレベーターを降りてもどこに行ったらいいのかわからなかったため狼狽していたところ、通りかかった方がいらしたので即座に「傍聴希望なのですが・・」とお声掛けしました。
「あ、傍聴ですか!手続きはこちらですよ。」とご案内していただいたのは小さな事務室でした。
てっきり廊下などに傍聴のための記帳台などがあると思っていた私はびっくりしました。
と同時に、このご案内をしてくださった方が、区議会議員さんだとこの段階で気づき、さらに申し訳ない気持ちになりました。(議会前にも関わらず、お優しい対応をありがとうございました。)
恐縮しながら事務室に入りましたが、職員さんもとても丁寧に対応してくださったので、安堵しました。

手続きそのものは難しいことはなく、小さな紙に住所氏名を記載します。
その後、傍聴に際しての注意事項に関する説明を受け、首から番号を下げて終わりです。

5分前くらいから傍聴席に入室できます。
注意点の主なものは飲食禁止と、スマホ・タブレットの持ち込み禁止。
入室前なら飲んでよし、電子機器もそれぞれ電源を切れば持ち込み可能です。
なので、水分補給をした後、スマホの電源の切り方がわからないメンバーと確認しながら入室しました。
傍聴席は、議会席の上方、劇場で言えば2階席になります。
14時から議会開始となりました。

(ちなみに、途中退出は可能です。お子さんが騒がしくなってしまった、時間に限りがある、特定の議員さんの質問だけ聞きたい、といった場合には、係の方が出入口にいらっしゃるので、お声がけして扉を開けてもらうことができます。)

【一般質問がはじまった】

議会が始まるや否や、一般質問が開始されました。
質問者である高橋まきこ議員が登壇され、質問事項を細かく説明されます。その時間、およそ25分。
それに対して、区長をはじめ、区の担当課の方や保健所長・教育長など担当の方が答弁されます。この時間およそ15分。
この答弁に対して、再質問を高橋まきこ議員から5分ほど。
この再質問に対する答弁をそれぞれの担当の方から10分ほど。
最後に座席から高橋議員が「終わります」と議長にお伝えして一連の質問は終了となり、次の議員さんの一般質問が開始されました。

一般質問の内容は多岐に渡りました。
具体的には、母子手帳機能のデジタル化と子育てアプリの導入や、男性育休取得者への相談対応と支援、子どもSOSについてなど。
子どもにまつわる妊娠期から学童期に渡る支援について問われていました。
また、企業主導型保育所の第二子無償化や不登校児への給食提供、特別支援学校の児童生徒に対する給食無償化といった予算に直結するお話もありました。

【ママインターンの感想・総括】

6人もいますから、それはそれはいろんな意見が出ました。
ただ、皆似たような内容が多かったのは興味深い点です。一部をご紹介します。
・区はすべてを理由に退けているわけではなくダメなことにも理由があることが分かった
・国の指針などには確実に応じる姿勢を感じた
・答弁の結論を先に話してほしいと感じた
・傍聴席には関係者以外おらず、これでは盛んな議論もされないかもと思った
・ひとつのことを決めるのに多大な労力が必要だと感じた

また、傍聴そのものが初めてというメンバーが多かったので、議会傍聴に関する感想もありました。
・議員さんたちの手元資料が傍聴人にも共有されるとありがたい(もしくはプロジェクターの導入)
・スマホ・タブレット持ち込み禁止は驚いた
・質問時間がカウントダウンされているのがおもしろかった
・議長の進行のイントネーションが国会と一緒だったのがおもしろかった

総じて、
・選挙ポスターで見ていた議員さんたちを生で見られたのは良かった
・とてもおもしろく感じた
・議員さんの日頃の活動がギュッと言葉に詰められていて熱い思いを感じた
といった、充実感を胸に皆で帰路につきました。

高橋まきこ議員からは、「傍聴人がたくさんいて元気が出ました!」とのコメントをいただきました。議員さんにとっては傍聴人はいるだけで応援になるようです!

ハードルが高いと言われる区議会傍聴ですが、それぞれに得るものも多く、ぜひ体験していただきたいと思います。
それでもちょっと・・と思われる方は、ご家族やお友達をお誘いあわせの上でしたら、手続きなども楽しい時間になるかなと思います。
政治を身近に感じ、選挙に行くことの大切さを感じられる貴重な機会になりました。

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