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出会ってもなかなか人を好きになれない

私はアピアランスのコンサルティングをさせていただいてますが、自身の紆余曲折訳あり人生や若い頃のこじらせ経験から笑、パートナーシップについて様々な角度で検証と研究をして辿り着いた理想のあり方を昨年1冊の本にまとめました。

執筆活動の過程で出会ったたくさんの皆さんのお悩みにも、ここで答えていけたらと思っています。

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さて、今日の本題。
結婚や生涯のパートナーと巡り会いたいと思っている大人の男女から

なかなか人を好きになれなくなちゃった

と言う悩みを良く聞きます。

絶対いい人だし、お仕事もキチンとされて、優しそう。友人からも信頼できる良い人だとお墨付きなのに、どうしても『好き』という気持ちが湧いてこない。
こんなお悩み。

そんな方達の話を聞いていると、過去の経験から『恋』の定義を自分の中で決めていて、それに当てはまらない出会いには未来の可能性を感じないと決めつけてしまってる、と見ていて思うのです。

出逢った瞬間にドキドキして湧き上がるような恋とか、相手の気持ちが知りたくて四六時中考えてしまったり、胸が締め付けられたり、興奮とスリルがあったり。そこまで行かなくても、ワクワクドキドキするような、そう言う若い頃の恋愛経験や恋の醍醐味が自分の中で『正しい恋の始まり』だと定義されていて、パートナーとの出会いの機会を妨げている気がする。

若い頃の恋愛や燃え上がるような恋は花火のようなものだと思うのです。

とても綺麗で華やかで情緒的だし幻想的だし、興奮するし儚くて切なさもあるけど、一瞬で咲いて消えてなくなってしまう。美しい思い出が残るからもう一度見たくなるけど、今日の夕飯とか子供の教育とか親の心配とか、そういう人生の歩みの中で花火の華やかさよりも大切なものがあります。それは火が消えないようにお互いに向き合って努力し育んで与え合う安心です。

パートナーシップは焚き火のようなものだと思います。

一緒に薪をくべて、火を起こして、一緒に火を大きくして、お部屋中を暖かくして育むような、自然で穏やかなものが大人のパートナーシップのスタートでも良いのではないでしょうか。

いきなり恋に発展しなくても、穏やかにお互いの存在を確認しながら育むような出会い方を『正しい出会い』の一つと思えたら、周りにたくさんの素敵な出会いがあることを発見できる気がします。



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