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不快というギフト



思春期の頃は
感情というものが邪魔くさくて


「感情なんかいっそのこと
なければ楽なのに……
なんでこんなものがあるんだろう」


なんて考えたりしていた。
とても厄介なものだと。



でも大人になって
いろいろ学んだり
日々自分で実験してみたりしながら、


感情というものが実は


「自分を知る」ために
「自分の状態を知る」ために
どれほど大事なセンサーであるか
ということを知っていった。


まずは
自分が感じているその感情を
素直に受け入れてみる


ということをしてみると、
その感情は実にいろいろな
情報を教えてくれるし


今の自分に必要なものを
教えてくれたりもする。



どう感じていようとも
その感情を否定することなく
観察するように見てあげると

厄介だと感じてた感情さえも
"自分に役立つもの"として
活きてくれるものになる。


そういう見方を身につける中でも
どれほど自分とのつきあい方が
楽になっていっただろう


不快感というのは
できるだけ感じたくないものだけど

不快を感じるのは、決して
自分を苦しめるためでもなく
他者を傷つけるためでもなく
不平不満に浸かるためでもなくて


ただ自分の「本当の望み」が
あることを教えてくれている。


本当に望むものがあるからこそ
そうじゃないときに不快を感じるんだ。


何を望んでいるかがわかったら、
あとはそこに意識を向けていれば


タイミングよく
必要な情報や人や物がやってくる



望んでる状態に近づくように
見えない糸が結びついて
必要なものが引き寄せあって



実現するのを
手伝ってくれる。
それがこの世界の見えない構造とシステム



たとえば簡単な話だけど
今朝は寝不足すぎて
睡眠の状態や体のだるさに
とても不快を感じていた。


その不快さから、
どんな状態を望んでいるのか
自分に尋ねてみると


「もっともっと睡眠の質を
良くしたい」


「朝まで快適に眠れて
快適に起きたい」


「ここが快適になるだけで
1日の何もかもが全く違うだろう」



ということが
この不快感のお陰で明確になった。


「あぁ私て実はこんなに
睡眠について良くしたいて
思ってたんだ」


と気づかされた。
(今までは知識で知っていても
後回しにしてきた)


そしたら面白いことに
録画してた大好きな番組が
たまたま


"睡眠の質を良くする秘策"
を取り扱ってた回だった笑


「ありがたい!
ちょうどそれを知りたかったんだ」

てテンションが上がった。


早速見てみたら
めちゃくちゃ勉強になって
簡単に今すぐできることから
していこう、て。



こんな風に
日常の何気ない感情から
自分について知ることができる。

感情は
自分を知る大事なツール


受け入れながら
観察していくと


色んなギフトをもたらしてくれる。


さらに愛や悦びなど
感じる感度が
高まり拡がる気がしている。


今は感情があることに
感謝している自分がいる。

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