私と「ZINE」⑤

「ZINE」を作るにあたって

私の場合
始めは「作ること」が
先行していた気がする

でも
何か伝えたいことや
表現したいことの種は
自分の中にあって

それを形にする中で
通る工程の一つが
自分を見つめなおす作業

そして表現として不可欠なのは
「言葉」だった

時々
そのことを
自身でも忘れることがあって
迷走した時期もあり
それが大きく際立ったのは
2021年の5月

ミレニアムの
あの時にも似た大きな波に
飲み込まれながら

救い出してくれたのは
人であり
その人の思いが込められた文章だった

「言葉で表現すること」
「書くこと」を
思い出させてもらったことで
私は息を吹き返す

それからというもの
溢れ出るいろいろを「note」に書き出した

おかげで頭も心も整理できてきて
次に考えたことは
やっぱり「ＺＩＮＥ」を作ること

まだ３周年を迎えて３か月だったけれど
4周年の記念に販売できるような
一世一代の「ＺＩＮＥ」に仕上げたい

そして
その表現の形のベースは「言葉」

2022年
1977年生まれの私が
44歳で迎える夏に
佐賀で暮らし22年と
地元長崎で暮らした22年と
一点で均衡を保つ瞬間がやってくる
特別な節目なのだ

日常の活動と暮らしと並行しながら
キッカケをくれた人の手を借りて
スタートした「ＺＩＮＥ」作り

イベント会期中に
間に合うかは微妙だけど
その完成もまた
楽しみにしていてもらえると嬉しい