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ちょっとした幸せ(11)

John と Lineのこと

ロンドンの地下鉄District Lineに乗って、Richmond方向南に向かい、
Tumham Green駅を降りて5分ほど歩くと彼らの住まい、
手入れの行き届いた庭のある細長い作りのセミデタッチド・ハウス
(Semi-Detached Houseイギリスによく見られる一軒の家を半分に割った左右対称の2軒続きの家)
がありました。

修士課程中、かなりの準備不足だった私は
主に奥様のLineに
英語でのプレゼンテーションのレッスンを受けると同時に、

日本に興味を持っている彼らに
Language Exchangeという形で日本語を教えに通っていました。

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JohnはLSE(英: London School of Economics and Political Science, 略称: LSE)の教授で、
いつも難しい顔をして本を読んでいましたが、
お茶の時間には飛んできて、
子供のようにLineお手製のケーキをほおばっていたのを思い出します。

好きなものに囲まれて快適に、
「足るを知る」をモットーに暮らす彼らのライフスタイルから、
人生後半を自分らしく過ごす沢山のヒントをいただきました。
いつか彼らのこともここに記したいと思っています。

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