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頬を染める①

私は子供の頃から血色があまり感じられない顔の持ち主です。
それなのに20代後半までチークを使う意味が分かりませんでした。
当時の私は目元のみ力を入れていたので、アイシャドウとマスカラ以外眼中に無かったのです。

30代に入り、ようやくチークの大切さに気付かされます。
まず適度な血色感で健康的な印象になるのと、
華やぎと同時に立体感が出ます。
個人的に下手なシェーディングで不自然な立体感を出すなら、チークを使用した方が現実的かと思い至った次第です。
朝は時間が無いので、自分にとって優先度が低い工程は削った方が得策なのです。

チークの重要性に気付いてからは、自分なりに色々試して参りました。
ここから所持品の一部を紹介させて下さい。

左:Anastasia Beverly Hills blush trio
右:MORPHE trio de blush

二点とも米国から通販で購入しました。Anastasiaは割と最近までiHerbでも取り扱いがあったのですが現在はリップグロス数本のみです。
身近な商品ではなく申し訳ありません。どちらも三色パレットです。

中身はこのようになっております。
Anastasiaの方がマットでピンク強めです。
写真では伝わり難いですがMORPHEは艶感がかなり出る仕様でした。

私の場合ですが、時間が経過した時のことを考えるとマットの方が肌がより綺麗に感じます。
仕事へ行く時など長期戦には向かないと判断しております。
かと言ってMORPHEを貶めている訳ではなく、
使用するタイミングのお話であって結局どちらの仕上がりも好きです。

因みにAnastasiaは『アナスタシア・ミアレ』という名称で日本でも眉毛専門サロンを展開しております。
私は未体験ですが、面白そうな施設でございます。

話は戻りますが、私がこれまでで最もチークの力を実感したのは
仕事終わりに化粧室で何となく頬にチークを乗せた瞬間です。

その日は朝から体調が優れず、帰宅する頃には死人のような顔になっておりました。
当時職場から電車で小一時間掛けて通勤していた為、少しでもマトモな風貌になりたかったのです。
ピンク色のチークをふわっと乗せたら、
疲れた死人が明らかに生き返ったのです。
チーク単体を通り越し、お化粧の魔力に本格的に取り憑かれた瞬間でもあります。

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