ツモ率が低い!いわゆる「下振れ」を考える
執筆現在(23.06.06)、わたくしは3度目の雀豪2で原点付近でフラフラしております。
一時期は残り44ptで雀豪1に降段まで来て、その後2着以上条件で雀豪3に昇段というところまで来たのに、そこからまた原点に戻るというシーソーゲームに興じております。
なぜそのようなことが起こるのか。2度目の雀豪2のときから打ち筋は変わっていない(と思う)。どうやっても配牌に恵まれない+他家からクソ早いリーチ+現物0とかいう『アンハッピーセット』はともかく、何をやっても上がれない、放銃は0なのにデカ目の親被りと横移動で何もできなくてラス(いわゆる地蔵ラス)なんて日常茶飯事です。なんなん。
玉の間で生き残り、上のランクに上がるための立ち回りとしてよく言われるのが「牌効率」と「副露対策」があげられます。「牌効率」は上がりに向かうための最善策を選び続ける『攻』であり、副露仕掛けをしている他家の役や打点を読んで押し引きを決める『守』です。
雀豪1と雀傑3を3度玉金ループした経験から、かなり立ち回りが変わったと肌で感じていますが、次は雀豪1と2のループに陥り、ポイントグラフだけ見れば「上振れ」と「下振れ」に振り回されているとさえ読み取れる状況です。
ちなみに「上振れ」は10戦以上連対やラス回避が続いて1000pt以上稼いでいる状態、「下振れ」は逆に1000pt以上急激にポイントを減らしている状態としています。
*④に関しては雀豪1なのに日和って金の間中心に打ってました^q^
玉の間の成績だけ抽出したのが上の図です。理由として、玉の間以上の対局で各数値の平均値が表示されるためです。
現在金の間以上で1200ちょいの対局を行い、そのうちの約半分の669半荘が経過しています。麻雀において3桁の対局数はまだまだブレが大きく、すべての対局において雀風が統一されているわけではないのでなおさら参考にはなりませんが、今回はここからの課題点を探そうという企画です。
まずは平均値が表示される項目をリスト化してみます。
赤字は平均よりもいいと思われる数値、青字は改善の余地ありの数値です。
和了率は平均よりも上。これは副露率の高さから躱し手を多用しているからと思っています。他家を流せるときは流す、役牌や断么九で軽く行けそうのときはタコ鳴きします。が、その結果参加率が高く、放銃時副露率が高いのが現状です。天誅です。
ですが、押さざるを得ない状況に陥っていることも原因です。
東場はメリハリ麻雀ですが、これが失敗(高打点多面待ちで負け)した場合やいわゆる『アンハッピーセット』で地蔵ラスなどで無理やり勝負に参加していることが多々あります。
「副露が高いから参加率が高くて結果放銃が増えてる」とも見て取れますが、じゃあ副露を減らしたら勝てるのか。といわれればそうとも言い切れません。
魂天や雀聖で副露1桁や40%超えと幅広く偏在しており、Mリーガーで極端に副露の少ない黒沢さんや鳴き仕掛けを多用する小林さんや園田さんがいることから、「雀風もあるけど、副露はバランスよく」するように心がけています。(役牌対子でもその他がバラバラで上がりが遠ければ仕掛けないなど)
基本的な放銃率は「押し引き」と「安全牌と危険牌の目利き」は座学と経験でもっと減らしたり、意味のある放銃(差し込み等)の技術を手に入れるとして、気になるのは『ツモ率の低さ』です。なぜ低い。出上がりは嬉しいですが、和了率があと1~2%高くないと帳尻が合いません。
単純に全ツマンが多い卓にいるから出上がりも追っかけられ多く順位にブレがあるならそれは「運」の一部だろうと解釈しています。
ならどこで『勝つ』のか。どうしようもないラス連は仕方ありません。切り替えて行け。いかに戦犯級の放銃を減らすかはまだまだ改善の余地ありです。
そこで気になるポイントは『立直多面』と『立直良形』です。どちらも平均よりもわずかに低い。基本的に打点がなければ愚形立直はしていないのですが、打点はあるが役がないために愚形で押しているため競り負けることがあります。
トップ取り麻雀ならおそらく押したほうが利益は高そうですが、雀魂の段位戦はラス回避麻雀なので損失の方が高い位置にいるのかもしれません。そこは『メリハリ』でも少し謙虚にしないといけないません。
オチなしの自己分析記事になりますが、活字にすることで今後の雀風改善に取り組み、読んでくれた方が自己に置き換えたときの何かしらの気付きになってくれると幸いです。
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