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人の心を動かす話し方

最近では本を買うときは通販で注文して買うことが多くなりました。たまたま訪れた大型書店で、たまたま目についたのか購入していた本があったので読んでみました。

書籍冒頭のに書かれたものを読むと、著者の和田裕美さんは営業を長くやってこられた方で、長者番付に載るほどの年収を得ているバリバリの営業マン(ウーマン?)。著書はこれまでに60冊、大学の客員教授やEテレの番組にもレギュラー出演するなど、かなりパワフルに活動されてきた方、という印象を持ちました。

会話力ひとつで、自分が相手のネガティブな気持ちに影響されたり、逆に自分のペースに巻き込んでいくことができることを知りました。

リモートワークが中心の働き方をしていると、業務のやりとりはチャットで、定例ミーティングではテレビ会議のツールを使いますが、同じオフィスにいる場合と比べて相手の空気を読むということが格段に難しいと感じています。

書籍の中でもこのように書かれています。

ときどき「意味のない会話はいらない」という人(特に男性)がいますが、無駄のない会話だけでは、人との距離を縮めることはできません。

これは常々感じていることでもあったので強く共感しました。私自身が、長く勤めた会社から誰も知り合いのいない遠く離れた会社に一人で(転職して)飛び込んでいったので、業務のやりとりだけでは相手の人となりや事情がわからない、ゆえに共感し自分が求めるゴールへ誘導することが難しいと感じていました。

人間関係がうまくいかない理由の一番は、「話し合っていないこと」(中略)
「言わなくても察してほしい」なんて、ただのわがまま。以心伝心はそう簡単にできるものではない)

本当に、そのとおりだと思います。リモートワークでも話し合いを大切にし、上手くコミュニケーションを取りながら楽しく働いていきたいと思っています。

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