【2021年振り返り】今年の漢字
あっという間に今年も終わろうとしています。
気付けば年が変わってしまいそうで、一年の振り返りがどこまで出来るか分かりませんが...
振り返り第一弾として、私の一年を表す「今年の漢字」について考えてみました。
昨年から始めた、漢字一文字で振り返る一年間。
今年、私が選んだ一文字は
「生」
です。
年明けに第一子が生まれて始まったこの一年ですが、我が子の誕生を通して「生」と向き合う場面が沢山ありました。
・無事生まれてこれるか分からない不安を抱えながらもようやく我が子が誕生したときーー
生の尊さを噛み締めて、とにかく安心して自然と涙が出ました。
・体重2kgにも満たない娘が、生まれてすぐにこれから生きていくための手術を受けたときーー
小さな身体にメスを入れた姿を見るだけで胸が苦しくなりました。
手術をしなければ心臓が停止してしまうこともあると言われている病気。誕生したばかりでも、生と死は隣り合わせであることを感じさせられました。
命を繋いでくださった医療関係者の方々へ、今でも感謝の気持ちが止まりません。
・産後一週間で私だけ先に退院し、帝王切開の傷跡の痛みと戦いながらほぼ毎日病院へ向かう日々ーー
この日々が母になる自覚を生みました。
1日のわずかな時間しか我が子に会えない4ヶ月間が続いて、しかも機械で繋がれているから自由に抱っこも出来なくて。そんな状況でも娘が私を母と認識してくれるのか、本当は不安で堪りませんでした。
でもその不安が母になるための強さと自覚に変える原動力となったように思います。
・娘の入院をきっかけに知った病気と戦う赤ちゃんたちの世界ーー
同じ心臓の病気でも、誰一人全く同じ病気がないぐらい病気の種類が多くて。
ものすごい確率で病気になったと思っていたけれど、その世界を知ってから少しだけ、病気を身近に感じました。
同じように病気と戦う子どもたちの姿に、決して当たり前でない生(いのち)の重みについて考えさせられました。
・生きること、それが全てーー
娘が生まれて、「母が生きていたらなぁ」と思うことが何度もありました。
孫の顔を見せてあげたかったなぁとか、子育ての悩みを話したり、時には甘えたりしたかったなぁとか。
でもそれが出来ない悔しさを忘れず、絶対に私は娘が大きくなった時も元気に生きる、そう願うようになりました。
この先、沢山やりたい事だって増えていくだろうけど、それは全て命あっての事。生きること、それが全てだと気付かされた一年でした。
・「生きるエネルギーを与えられる人になりますように」ーー
そんな願いを込めて名付けた娘は、その名前の通り私に生きるエネルギーを与えてくれています。
この子の成長を見守っていく為に長生きしなきゃいけない、という明確な理由が出来ました。
振り返ればたくさんの「生」という言葉に触れた一年でした。
皆さんにとって、今年一年を表す漢字は何ですか?
頭の中の整理も出来るので、一年の振り返りによかったら考えてみてはいかがでしょうか^^
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