11月9日「牧村憲一City Pop/City Music講座」2回目 ゲスト高野寛

11月9日「牧村憲一City Pop/City Music講座」2回目のゲストは30周年記念アルバム『City Folklore』をリリースされた高野寛さん。

前半は牧村さんとのトークセッション、後半は高野さんによるアコースティックライブという編成のイベントでした。

トークセッションは高野さんのデビューにまつわる話、ロリポップ・ソニックを渋谷ラママで観た時の衝撃、フリッパーズ・ギターのチラシを高野さんが出演するライブで配布をお願いするという牧村さんが携わったお仕事と高野さんが交差する瞬間、当時から現在に至る音楽に対する思いなど、お二人ならではの興味深いお話を聞けました。

休憩を挟み、高野さんのライブ前に12/25発売の『Yellow Magic Children』のライブ映像初公開という大変嬉しい機会に恵まれました。
なんとトップバッターはアンコール最後の曲の『FIRE CRACKER』からで初っ端にこれを見せられる衝撃ったらないです(笑)続いてDAOKOさんと片寄明人さんによる『在広東少年』、そして坂本美雨さんによる『ONGAKU』の3曲。音が本当〜〜に素晴らしいです。ミックスを時間をかけ手掛けられた高野さん、相〜〜当音にこだわりにこだわり抜いての完成、そして待ちに待ったリリース、嬉しいです!

興奮冷めやらずの状態から、高野さんのライブの始まり。
今回の新譜『City Folklore』はギターとボーカルのデモテープのみを渡し、冨田ラボさんプロデュースという作品。トラック丸投げという形は初の試みとのこと。この日はラボさん色とは違ったアコースティック版『City Folklore』を披露してくださいました。
下記セトリをご覧になっていただくとお分かり頂けると思いますが、個人的に大変、大変嬉しいセレクトで…ありがとうございます!中でも『ピエールとマリの光』、高野さんの解説で理解できたことが嬉しい反面、とても複雑な気持ちにもなる…高野さんが普段から考えていたり、思っていることを音楽に乗せて問いかけてくれたように思います。

セットリスト
1:CUE
2:魔法のメロディ
3:停留所まで
4:はれるや
5:TOKYO SKY BLUE
(2020年東京オリンピック前の東京を歌った曲と紹介)
6:風をあつめて
(1964年東京オリンピック後の変わりゆく東京をシティポップの大先輩が歌った曲と紹介)
7:ピエールとマリの光
8:アトムの夢
9:もう、いいかい
10:エーテルダンス
11:ベステンダンク

ライブはボリューム満点の11曲!
Apple Musicでずっと聴いていたんですが、フィジカルもゲット。大好きな『停留所まで』の歌詞のページにサインもいただきました。

とても楽しい2時間半、大変有意義な音楽の時間をありがとうございました。

どうしても高野さんの音って緑とか…浅葱色が視えるんですよね。優しさの中に揺るぎない芯がある、そんな凛とした姿勢の色。

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