好きなこと

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Perch.のお手紙 #124

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みなさんこんばんは。

金曜日のよるいかがお過ごしでしょうか?


秋晴れの毎日、乾いた空気が気持ちがよい。

思わずベランダで太陽に照らされながら、裸足になって缶ビールとちくわを食べたりしています。



夏休みの間に友だちとその子どもなおちゃんにひさしぶりに会ったら、生まれたての赤ちゃんだったなおちゃんは、すっかりお姉さんになっていて、なんだか眩しかった。


私は背が小さいので、なおちゃんにそろそろ追いつかれそう。お下がりのワンピースをあげたらとってもとってもよろこんでいて、その頃誘われたという地元の夏祭りにこのワンピースを着て行きたかった、と話していてかわいかった。


長年「コナン」を愛しているなおちゃんの「コナン愛」のお話を聞くのは会うたびの大好きな時間。


今持っているのは何巻と何巻で、いつか全巻買い揃えたい、と話すなおちゃんに、一緒に話を聞いていた、お友だちでもあり、メルマガのフッダー部分のライティングも担当してるスタッフのさっこさんが、


さっさと買った方がいい、今すぐに買った方がいい、人生なんて好きが支えるものだし、どの道好きしか残らないんだから、とにかくすぐに全巻買った方がいい。


と言っているのを見て、なんて頼もしいのだろう、さっこさんについてきて本当によかった、と思ったのだった。



昨日、親友が「好きなこと」というタイトルのヒップホップの曲を送ってくれた。


いつか好きなことだけで稼げるようになる日まで、今はやりたくないことも続けていくのだ、コツコツが勝つコツなのだ、と歌うその歌を聴きながら、好きなことって大切だよな、と思うのと同時に、好きなこと「だけ」をやるということは果たして起こり得るのだろうか、とも考える。


好きなことのためだから、辛いことを厭わないのかもしれない。


続けられること、続いていることが、実は結局好きなことなのかも知れないなぁ、と思う。


前ばかり向いていると、できていないことばかり、やれていないことばかり、な気がしてしまうけれども、たまにはほんの少し振り返って、たくさんたくさんやってきた好きなことたちを眺めて見るのもいいのかも知れないな、と思った。