1年前の今ごろfeatパニック発作③
前回につづきます
救急車で運ばれた翌日、
朝目が覚めても頭痛が治っていない、そしてまだ苦しい
おかしい、
過呼吸(過換気症候群)なら少し経ったら落ち着くのに(経験済み)
寝て目が覚めても苦しくて頭が痛いなんて
おかしい
そしてかかりつけの病院に連絡
すぐ来てと
到着して血液検査をすると、カリウムが2.3だった
(普通は3.6以上。3以下は重症とされている)
==次男出産後の2017年から原発性アルドステロン症という2次性高血圧を患っていて、カリウムがすごく低くなる。当時、カリウム剤は処方されていたが、あまりちゃんと飲んでいなかった。というか医師も毎回全然深刻そうに言わないから大したことないと思っていた==
そこからカリウム剤を2時間ほど点滴する
息もろくに吸えないほど自分の呼吸器が働いておらず、それらはずべてこの低カリウムによるものだった
そして、運転中に苦しくなったこと、先月高速道路のトンネルで苦しくなったことを話すと、提携している心療内科へ繋いでくれた
そこでも血液検査をするが、点滴後にも関わらず、カリウムは低いままだった
そしてあれやこれや出生から色々話して、(しんどいのに)
ロラゼパムという抗不安薬をもらう。
そして帰宅。
それからずっと外出もままならないほど、生命力が低下して、動く気力も体力もなく、エアコンを付けた部屋でずっと寝そべっていた
時折、不安の波が襲ってくる
グワーっとその不安がくると気が狂いそうになる
「気が狂いそう」っていうのはこういう感覚なのか 初めて知った
子供たちは幼稚園や学校に、夫は仕事、母もその時は忙しくあまり来てくれず
孤独にさいなまれ、時折気が狂いそうになる
外には出られないし、出ても10歩も歩けず家へと戻った(しんどく、暑く)
Youtubeで川のせせらぎのリラクゼーション音楽を聴いて心を落ち着けていた
それから数日後、母の運転する車に乗っている時に、また苦しさの発作
その日から誰かが運転する車にも乗れなくなった
(乗ったら苦しくなりそうで怖いからという心理だと思う:予期不安)
自分なんて価値のない人間に思え、
生きてる意味あるんかな?とまで思う時もあり、
抗不安薬を飲んで乗り切った
「精神科の薬を飲んでも意味ない」的なネット記事やコメントを何度も目にしたことがあったし、自分もそう思っていたけど、
それは違うと言える。
「死にそう」な気持ちになった時は、そばに人が居てくれるか、この抗不安薬を飲むことで衝動的な苦しみが収まる。
だから、安易に精神科や心療内科の受診を控えたり、薬を飲むことに抵抗しない方がいいと感じた
私もこの期間、この抗不安薬がなかったら、気が狂って、どうにかなっていたかもしれない
衝動的に死を選ぶこともなきにしもあらず
だからこの抗不安薬は私の命の恩人だ
==抗不安薬はこの時、一番苦しい2ヶ月間の3週間ほどのみ服用し、あとは、服用していない==
そして徐々に生命力も回復していき、苦しい暗黒の時代は終わった
7月末には、車チャレンジをした
夫の運転する車に乗るチャレンジだ
我が子が高熱が出ても自分で運転して小児科へも連れていけず、これではいけないと思い、克服しようとがんばった
夫の車にのって、近所のラーメン屋へ
次は病院へ
とだんだん距離を伸ばしていった
車に乗ることがこんなに難しいとは!
お守りがわりにターコイズの指輪とピンクシェルのネックレスをつけて、臨んだ。(つづく)
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