1年生に募金きっかけでお金のことを軽く教えてみた。
うちの子は小学1年生の男の子。
先週学校で緑の羽募金をやっていたらしく、募金したいからお金をちょうだい!と言ってきた。
おお、これは寄付について教える絶好のチャンス!と思ったのだけど、ゆっくり話す間もなくその日は100円を握りしめて慌てて学校へ。笑
で、週末夜ごはんの時間に少しだけお金の話をしてみた。
どこまで理解しているかはわからないけれど、わたしの備忘録も兼ねて記録。
緑の羽募金で集まったお金はその後どうなるのかな?
緑の羽募金になんで募金したいと思ったの?と聞いたら、緑の羽が欲しいから!と返ってきた。緑の羽を買った感覚?
でも募金は知ってるよ、台風とか地震でお家が壊れちゃった人とかを助けるんだよ!と言うので、「募金」そのものはなんとなくわかっていたみたい。
実はわたしの小学校は赤い羽募金だったので、緑の羽募金が何なのかはわたしもわからず、一緒に調べてみた。
森林整備や緑化推進のためなどに使われるとのこと。
これを1年生にわかりやすく伝えるにはどう言えば良いか。
街や公園にある木とかお花って誰かがお世話してくれてるからいつもきれいにすくすく育っているでしょ、そういうお世話をするのとか、新しい木を植えたり草ボーボーのところをきれいにするのとか、募金で集まったお金がそういうことに使われるよ
という身近なところからアプローチしてみた。
そうしたら、
公園とか道に木がなかったら日陰がなくて暑くて大変だもんね!
と言うので、少しは伝わったということかな?
あと、自然のことを「緑」ということを初めて知った模様。
募金とか寄付って何でするのかな?
街や公園の緑のために募金をするのは、自分も含めたみんなのためになる。
自然災害で被害を受けたところに募金や寄付をするのは、被害を受けた方を助ける力になる。
このあたりなら身近なことだしまだ少しはわかるかな?と思ったので、
困っている人がいたら、遠くても自分にできる範囲で力になることができる、それが募金や寄付。
日本に住んでいる以上安全な場所なんてなくて、いつどこが災害を受けるか分からないから、いつか自分が誰かに助けてもらう日が来るかもしれないよね。
例えば、いつものおやつを一つ我慢して(我慢したつもりで)困っている人に譲る(募金する)。
持っているけれど自分は使わないものを、使いたい人、必要としている人に譲る(寄付する)。
そうやって人は助け合って生きてるんだよ
と話しました。
すると、100円でハイチュウ買える?と唐突に言い出したので、は?と思いつつ、買えるよと答えると
じゃあこの間緑の羽で100円募金したから、今度ハイチュウ買うの我慢する!
と言い出したのでびっくり!ちょっと理解できたのかな?
お金ってどんなことができるかな?
ついでなのでもう少し突っ込んでみた。
お金ってどんなことができるのかなって言うと、ひとつは今話した「譲る」、それから必要なものや欲しいものを買うために「使う」、あと、「貯める」ってわかる?
と聞くと
1週間か2週間くらい毎日貯金箱にお金入れて欲しいものを買うこと!
と言うので、まぁまぁわかってるみたい。
そうそう、欲しいものが100円玉が100枚ないと買えない!とかだったら、今すぐには買えないから少しずつ貯金して100枚貯まったら買う!っていうことだよね。それが「貯める」。
あと「稼ぐ」もあるよ。
と言うと
あー!お仕事ね!会社でもらえるお金ね!
と言うので、
お仕事をしてくれてありがとう、よくがんばりました、って会社がお給料をくれることね。会社に行くだけでお金をもらえるわけじゃないよ
と訂正。笑
最後に「増やす」っていうのもあって、キッザニアで銀行に例えば100キッゾを入れておくと次行った時少しおまけでお金を増やしてくれてるでしょ、もし100キッゾお財布に入れて持って返ってきたら、次行ったときも100キッゾのままだけど。
と、話を聞く集中力も切れてきていたのでさらりと軽く。笑
まだお金に興味が薄いし長い話を聞くのも大変だし、わたしも言葉を噛み砕きまくって考えながら話すの疲れるし←
まぁ初めてのお金の話だったので十分かな。
来年のお年玉から本人に管理させたり、お小遣いの導入もそろそろ検討したいと考え中なので、折を見ながらまた話してみよう。
それからわたし自身ももっと学んでうまく教えられるようになりたい。
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