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アジア杯開幕、パレスチナ連帯をアピール!

1月12日(日本では13日)サッカー・アジア杯がカタールで開催されました。カタールを含めアラブ諸国は、パレスチナに連帯の意思を示しています。
カタールは、チケットの売り上げをガザ支援へ投入する趣旨をすでに発表しています。
開会式では、本来開催国チームのキャプテンが選手宣誓を行いますが、カタール代表チームのキャプテン、ハッサン・アル=ハイドスは、大役をパレスチナ代表チームのキャプテン、ムサブ・アル=バタットに譲りました。

選手宣誓をするパレスチナ代表キャプテン、バタット(右)左はカタールのキャプテン、ハイドス

華やかな式典の始まりにはパレスチナ音楽が流れ、終わりにはパレスチナ国歌の一部が演奏されたとのこと。

バタット選手は、WINWINのインタビューでパレスチナ代表チームについて以下のように説明しています。
「私たちの代表チームには多くの強さの要素があり、困難な状況にもかかわらず、私たちは代表であることを誓いました。これらの状況下でも私たち(パレスチナ人)全員が生きるに値する人々であるというメッセージを伝えるべく、パレスチナ代表チームであることを誓いました。このような状況下で国民に笑顔をもたらすことは難しい課題ですが、私たちが最善の結果を達成することがパレスチナの人々に私たちができる最低限のことです。
また、我々の力の源には、闘争心とグループの団結力に加えて、パレスチナ国外のプロ選手もおり、大きな貢献をしてくれると思います。
弱点としては、まずパレスチナの現状(イスラエルとの戦争状況)が挙げられます。親愛なるガザの選手が来れない事でしょう。」1月12日

バタット選手のプレイ集⇧

アジアカップでパレスチナを応援!キャンペーン

SAKABEKOでは、アジアカップ応援ポストカードを制作しました。収益は、パレスチナの子どもたちへの支援に使います。
「誰がパレスチナのために行動してくれると希望を感じる。」ガザの中学生の言葉がしみます。大変な思いをしながら「自分たちが生きるに値すること」を示したいとパレスチナを背負って戦う選手たちを応援しない手はない!


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