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”聞くスイッチ”と信頼関係のひみつ

「〇〇さん、苦手かも…」
「もしかして、〇〇さんに嫌われてる?」

こんな風に、相手との心の距離を感じると、うまくコミュニケーションをとれなくなる経験ってありませんか?

それでも、その相手と「信頼関係を築きたい」と思っている場合、どのように行動したら良いのでしょうか?

※※※※※

企画する力をはぐくむ場として、コピーライター・阿部広太郎さんが主宰されている『企画でメシを食っていく(企画メシ)』。

「食の企画」が、10/30(土)に開催。今回の講師は、食べチョク代表・秋元里奈さんでした🍅

生産者の皆さんから愛される秘訣は?

企画メシ前から、秋元さんの著書『365日 #Tシャツ起業家 「食べチョク」で食を豊かにする農家の娘』を通じて、秋元さんのお人柄に触れていました。

今回、改めて読み直して思ったのは「秋元さんが、ここまで生産者の皆さんから愛される理由って何だろう?」ということ。

というのも、最近、仕事である悩みを抱えていたからです。

それは、心の距離を感じる方との信頼関係の築き方です。

これは、あくまでも想像ですが…

「企業」という立場から生産者の方々と接している秋元さんは、時に、厳しい言葉を受け取られる場面もあるのではないかと思ったのです。

それでも、広く愛される秘訣とは、一体何なのでしょうか?

信頼関係を築くポイント

秋元さんは、信頼関係を築く際に意識していることとして、以下の2つをあげました。

①相手を理解しようとする
②自分を知ってもらう

「なるほど!」と思った一方で、自己開示・苦手人間な私は、少し困ります。

心の距離を感じている相手に「②自分を知ってもらう」って、ハードル高いかもしれない、と。

共通点⇒自分を知ってもらう

そこで、秋元さんに詳しく伺ってみると、こんなアドバイスを頂きました。

✔相手の”聞くスイッチ”を押してから
✔一方的に、自分のことを話さない

つまり、こういうこと💡

・「①理解しようとする」が大前提
・相手の話を引き出す中で、共通点を見つける
・「私も〇〇です!」という形で、自分のことを知ってもらう

このアドバイスを頂いた時、私は肩の力がすーっと抜ける気がしました。

今まで、「自己開示」だなんて堅苦しい言葉を言い訳に、自分が勝手に逃げていただけだと分かったからです。

”聞くスイッチ”が押された状態、つまり、相手が話を聞く姿勢になることこそ、自分を知ってもらう近道なのだと実感しました。

当たり前のことを、当たり前に

最後に、上で述べた①②は、基本の「き」くらいのイメージ。

秋元さんが、ビジネスの世界で生産者の皆さんと信頼関係を築いているのは、丁寧に行動で示してきたことが大きいのだと思います。

嘘をつかない。
言葉だけでなく、行動で示す。
そういった地道な積み重ねが、信頼関係につながるんです。

心の距離があっても、なくても、誰かと信頼関係を築くためには、当たり前のことを当たり前にできることが大切なのかもしれませんね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました! 

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