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明日の行動を変えるために大切な、〇〇力

山田智恵さん『ミーニング・ノート』

ある出来事が起こったとき、「出来事をどのように捉えるか?」は人それぞれ。

例えば、仕事で大きな失敗をしてしまったとき、あなたはどんなことを考えますか?

「自分が、もっと〇〇していれば…」と、後悔する人
「次から〇〇して、対策しよう」と、前向きに改善策を考える人

私は、どちらかというと、前者のような考え方をするクセがありました。

そんな、自分の”思考のクセ”を変えたいと思って読んだ本が、今回ご紹介する、山田智恵さんの『ミーニング・ノート』なんです💡

私は、2020年9月から、朝活コミュニティ「朝渋」に参加しています。この朝渋内で、さまざまな方々からお勧めいただいた『ミーニング・ノート』。年末年始にやっと読めたので、今回ご紹介します!

出来事に可能性を見出す⇒行動が変わる

まず、山田さんは本の中で、自分に起きる出来事に価値や可能性を見出す力のことを「意味づけ力」と定義しています。

意味づけ力を高めるノートなので、『ミーニング・ノート』。ミーニング・ノートを使う中で、日々起こる出来事を意味づけし、チャンスを見つけ出すことで、行動が変わるというものなのだそうです。

ミーニング・ノートでやることは、大きくこの2つ。

・1日3つ、チャンスをノートに書く
・ノートに書いたチャンスを見返す

意味づけ力が高い人は、どんなことが起きても可能性を見つけて、突破できる力が高まるのだそうですよ。

心がネガティブに動く「スパイシー・チャンス」

山田さんは、『ミーニング・ノート』の中で、チャンスを以下の3つに分類しています。

キラキラ・チャンス(大きく心が動いた、ポジティブな出来事)
わらしべ・チャンス(少し心が動いた、ささいな出来事)
スパイシー・チャンス(ネガティブな出来事)

特に印象的だったのは、「スパイシー・チャンス」の意味づけのお話。

これまでの私は、ネガティブな出来事が起こると、向き合うのが怖いので「早く、忘れよう」と、感情に蓋をしがちでした。

でも、スパイシー・チャンスと考えることで、ネガティブな出来事もチャンスと捉えることができるんですね。

スパイシー・チャンスの意味づけポイントは?

とはいえ、「スパイシー・チャンスの意味づけって、難しいのでは…?」と思った方。

大丈夫です!山田さんは、大きく2つのポイントを紹介しています。

(1)自分でコントロールできることに焦点を当てる
⇒自分でコントロールできないことにクヨクヨするのではなく、コントロールできることに絞って考えてみる。

(2)事実と主観を分けて考えてみる
⇒「何があったのか(事実)」と「どう思ったのか(主観)」を分けて考えることで、冷静に物事を見ることができる。

本の中では、事例とともに意味づけの方法を紹介しているので、気になる方は、ぜひチェックしてみてくださいね!✨

まずは、誰かと一緒にやってみよう

最後に、「続けられる自信がない」と思った、そこのあなた!そんなときは、誰かと一緒に続けることをおすすめします。

私も、ミーニング・ノートの振り返りを一緒にやってくれる方々がいることで、無理なく、ゆる~く、続けることができています。

いまだに、スパイシー・チャンスの意味づけは苦手なのですが、自分以外の意見を聞くことで、少しずつ、ネガティブな出来事とも向き合えるように。自分の行動を変えるきっかけとなっている印象です。

「思考のクセを変えたい」「行動を変えたい」という方には、ぜひおすすめしたい1冊。2021年のスタートに、誰かを誘って新しく始めてみませんか😊?

山田さんのnoteがとっても分かりやすくて、おススメですよ!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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