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膵空腸吻合部切除術、膵空腸再吻合術終わる【ワタシと夫と膵がんと32】

結局、諸々の画像検査では悪性腫瘍の所見は得られなかったものの

細胞診だけは疑わしい結果が出てしまっていたため

膵臓・空調吻合部の切除を行うことになった夫。


手術の前日、いや当日まで子どもたちと野球をし、全く症状が出る事無く経過した。


8/9、手術は4-5時間の予定だったが、前回の手術による癒着が強く

結局7時間の手術となった。

手術後の説明では

肉眼的にも、触った感じでもしこり等は無く、

3センチ膵臓を切除し断端を術中の迅速病理診断で確認し

悪性腫瘍はなし。

取った組織を術後の病理検査に回して、その結果を待つことになった。


夫の手術は無事に終わり。ワタシはコロナの猛威が振るう中だったため、夫に直接会うこともできず

iPad越しに夫の顔を見てその日は終了・・・・。

その後、病院へ行くことも許されず、

夫は術後でスマホをバックから手に取ることもできず

病院からは夫の情報は全くなく

ただただ、

どうしているのかと不安ばかりが募る日々を強いられた。

 

コロナ渦だから仕方がない・・・

病院だって忙しいから仕方がない・・・

そうやって患者も家族も沢山の事を諦め、我慢をしている

医療はもっともっと、

そんな気持ちに気づき、ケアが必要が必要だとつくずく思う。

けど、気が付かないんだよね。あの中にいると。

自分もそうだったのかも、と

15年近く前の自分の仕事ぶりに反省をする。


夫・・・・頼むからスマホを手に取ってくれ。

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