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人生に疑問を感じたら、仕事の辞め時サイン

鈴木おさむさんのニュースを見て


今日、ソファーでゴロゴロとしながらスマホを見ていたら、鈴木おさむさんが放送作家を辞めるというニュースが入ってきた。
人気番組をいくつも手掛け、とても活躍していた方なので突然の発表にビックリしました。

私はこの夏、25年間フリーランスの編集、ライターとして続けていた大手出版社の仕事を辞めました。そこから荷物総量4tの仕事部屋を段ボール2箱までに断捨離し、今後の自分のことを考えているときだったので、記事を読みながら自然と応援の気持ちがわいていました。

このままの人生、これで面白いの?


フリーランスの編集・ライターとしての25年間は、ありがたいことにたくさんの仕事をいただき、自分を認めてもらいたくて必死に働いていました。

ですが、いつしかそれが通常になり、締め切りに追われながらいつも必死に走り、気が付いたら止まることができなくなってしました。正直、ここ10年ぐらいは惰性で疲れ切っていたように思います。

その半面で、私は安定した収入を手にしていました。

あれ? 安定は望んだけど、このつまらない人生が本当に自分の人生なの?

「もっと自由な毎日を送りたい……」心ではそう思いながらも、なかなか踏み切れなかったのは、経済的な心配がとても大きなウエイトを占めていました。
フリーランスのライターとして駆け出しのころは、毎月もらえるお金も少なく、
「お金の心配なく働きたい!!!」と常に思っていました。

ですが、やっと「お金の心配」が不要になってからは、それを手放すことが不安になり、それと引き換えにあまんじてマンネリを受け入れていたのだと思います。
もし仕事を辞めたら、次はどうするの?
仕事を辞めたら収入がなくなる……。
こう思うと不安で、もう一生このままでもいいのかな……と思う時期もありました。

手放さないと何も入ってこない


「立場」「安定」「お金」この3つに執着している間は、人生に何も新しいものは入ってきません。

でも、仕事を辞めるということは、当然ながら収入がなくなります。
夫にそれを伝えたところ、私の選択を受け入れてくれました。

今の私は46歳。
いまだったら間に合うんじゃないかって思ったのです。
安定した収入をもらいながらも「楽しくない」「満たされない」人生から、キラキラして充実した人生にシフトチェンジできるんじゃないかって。

そういえば、今までの私の人生は、何か大きなものを手放すと、新しいものが入ってきたように思います。丸の内OLを手放し、女性誌のライターになったときもそうでした。

人生100年時代。
一つの仕事、一つの会社で一生を終えることが難しい時代だからこそ、私にとって大きかった“仕事”を手放すことにしました。

キラキラして生きたい。
心からそれを望んで、まだ形になっていないものを本気でやってみようと思います。

すべては新しい自分に会うために。

今日は鈴木おさむさんの決断を読んで、改めて私の気持ちを書いてみました。
読んでいただきありがとうございます。

では、また明日。

西村真紀


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