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やることに意味をつくること。

この記事を見ていて思い出したのだけど。
若い頃(といっても20代後半とか30代前半だった気もする)部署の報告会の議事録を、やりたいといって続けていたことがある。

もともとは持ち回りでやっていて、各グループの報告者の下っ端の人が係になることが多かったように思う。
たまたま私にまわってきたので引き受けることになった。

やってみたら、議事録担当だとすべての話聞けるのがおもしろいなと思った。報告者として出席するときには、自分の所属グループの報告の間くらいが出席時間になって、いつものグループ内で聞く話とあまり変わらないから。
なので、通常1年で交代のはずだったと思うけど、ほかにやる人いないならしばらくやりますと続けさせてもらったのでした。



そのときは(というか今もだけど)部署やグループで縦割りすぎて、担当している内容以外を知る機会があまりなかった。
なので、議事録担当という名目があればすべての報告を聞けるのがラッキーだと思った。

隣の部署がやっていること、名前だけは聞いたことがあるテーマや商品のこと、以前関わっていた製品のことなどを知ることができる。
部長やその上の方などが、どこを見ているのか何を気にしているのか知ることができる。

特に後者は普段の仕事の中でなかなか見えないし、同じ立場でも人によって見るところが違ったりして、そういうの含めておもしろいと思った。
この方の視点は納得できるなと思ったり、今そんなところ気にするんだ?って思ったり。

そういう、ほかの人には意味ない作業かもしれないけども自分にとってはおもしろいと思える理由があったから、続けたいと思ったし続けられたと思う。

どんなことであっても、自分で意味をつくれるし、意味をつけることでどう活かせるか変えていける。

でも、退屈なような、意味がなさそうな作業に対して、どんな意味があるのか何かにつながるかどうかって、なかなかわかりにくいと思う。
たまたまちょうどよい目的があったらそこにつなげられるかもしれないけども、そういつもちょうどよい何かがあるわけでもない。

意味を見つけるのって慣れないと難しいし、自分のことだと余計にわかりにくい。
やり方を教わったりもしないし、意味を伝えられる機会も少なかったりする。

特に若い方とかは経験が少ないこともあって、自分でそれが難しいこともあるので、上司なり先輩なり経験者なりが、その意味を伝えてあげてもいいのではないかと思う。
こんなところにつながると考えているよ、こんなことが得られるよ、こんなことを期待しているよ、って。  

それがその人にとって納得できる意味づけではなくても、そんな思いが込められているのだと知るだけで少しは気持ちも変わるかもしれない。モチベーションも変わるかもしれない。
ただの作業としてやるのではなくて、自分でそこから何かにつなげることができるのだって思うきっかけになるかもしれないし。

だから、どんな意図があって任せているのかなど、話してみたらいいと思うのだ。

もちろん誰かの説明した意味づけが、その人にとっては意味を感じないこともある。
だから自分の納得いく意味を見つけらるようにできるといいよね。

そのためにキャリアコンサルティングなどもうまく使ってもらえたらいいなと思う。
どんな意味を持って何を得たいと思うかで、同じことをしていても大きな差になっていくものだから。

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