見出し画像

自分の都合でなく相手を見てみる。

「こうしてって言っておいたのにやってなかった」
「こうしておいてくれると思ってたのにしてくれなかった」

そんな風に困ってたり不満に思ってたりする話はよく聞く。
それを改善したい、というような話もよく聞く。


「なんでやってくれないんだろう?」
ということを考えるとき。

「こうするべきだ!」
「こんな風に考えてくれないと!」
という、自分の価値観や信念や考えなどがあって、それが正しい前提になってない?

「そうしないのはなぜ?」
「どうしたらそうしてくれる?」
というように、自分の価値観などに合うようにコントロールしようとしていない?

結構無意識にそういう風にしてしまうことは多いのではないかと思う。

実際に、その「こうするべき」は、ベストな選択肢なのかもしれないけど、それを知っているから教えたりわかってもらったりしたいのかもしれないけど、でも、自分の「こうするべき」をベースに話しているときは、やっぱり自分の価値観の押し付けになってしまう。

「なんでやってくれないんだろう?」
というのを
「その人はどういう思いや理由でこうしているんだろう?」
って考えられならいいなと思う。

そういうことを、相手の人にじっくり聞いていけたらいいと思う。

やってほしいと思うこと、やるはずだと思うこと、いうのは、自分の都合。
やってない原因、やらない理由、みたいなものは、相手の都合。

自分の都合ばかり主張してても、うまく認識合わせにくい。
無理矢理説得したり強引にやるように仕向けたりもできなくはないけど、それでは「こうするべき」という方向にその人が自ら動くようにはならない。

相手の話を聞いてみたら、それだけで話が進むこともある。
何か理由があるのがわかれば、それを解消するのが解決策になるかもしれないし。
違う価値観や考えが聞けて、全然違う選択肢が見つかるきっかけになるかもしれない。

相手の話を聞いて受け入れることで、自分の話を受け入れてもらえるかもしれないし、話してみたら誤解やすれ違いがわかるかもしれない。

自分の都合、自分の視点で進めるのでなくて、相手のことを考えてみる。
相手の都合や相手の視点を意識してみる。
自分の思いを話すのでなくて、相手の話を聞いてみる。

話し方を変えるだけで、話す結果が変わると思う。

ライティング・ライフ・プロジェクト2024年8月期募集中です。
お問い合わせなどはこちらからどうぞ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?