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どんな人と働きたいか?

「一緒に働きたい60代社員とは?」ってお題を見て、すぐ、今一緒に働いているお2人の顔が思い浮かんだ。

お2人とも、長年お仕事されていた中で、やりたいことが出てきて資格をとり、おそらく50代くらいから、それまでと全然違う部署でお仕事されている。以前の部署とのつながりも使ったり、社内の自主活動にも参加していたり、社外でもプロボノや副業などいろいろ精力的に活動されている様子。
お1人は、定年後再雇用でそのままの部署、お1人はさらに全然違う業務を希望されて再雇用で働いている。

やりたいこととか実現したいこととか興味あることとかがあって、そのために働き続けているんだなぁという感じが、いいなと思う。

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そうではなく、ただなんとなく再雇用で働き続けるって方も多いと思う。
まわりの、そろそろ定年近くの方などが
「何もやることないから再雇用にするかなぁ」
「給料減るけどないよりはいいし」
と言っているのを聞いたこともある。
それはそれで、その人の事情だし、よくないわけではないけども。

でも、やりがいなく再雇用だと、給与低いことなどにモチベーション下がってしまうっていう問題もあるので、やっぱり何かやりたいことある方がよいなぁと感じてしまう。

だからといって、再雇用の方だけに、やる気なく働いているのはちょっとなぁっていうわけでもない。
別に通常勤務の方でも、やりがいもって働いている人そんなに多くないように見える。「仕事だから」やるっていう。それでもやることやってればそんなに困らないのでいいのだけど。
それでもいい、というのと、そういう人と働きたいかというのは別で、どんな人と働きたいかって聞かれたら、やりがいもって楽しそうに働いている方がいいよね。一緒に仕事していて楽しいから。

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そもそも年代関係なく、どんな人と働きたいかって同じような気がする。

楽しそうに働いている人と仕事する方が楽しい。

何かを改善するために、問題を解決するために、アイディア出し合ってディスカッションできる方がおもしろい。
問題があったりしたときにあきらめないで、どうクリアできるか楽しめる方がおもしろい。
不満とか否定とかでなく、いいところを見れたりポジティブに考えられるほうが楽しい。
いろいろチャレンジしてみたり、させてれたり応援してくれたりする方がおもしろい。

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上記に加えて、あえて60代ならっていうなら、前例や慣習にとらわれないでいてほしいというのと、決定や判断は下の世代に任せてほしいって思うかも。

もちろん、これまでの経験や知識はぜひ参考にさせていただきたいけど、以前と状況も環境も変わっているはずだし。前例どおりがよいとは限らない。(もちろんその点もふまえてご意見いってくださるとは思うのだけど。)

決定や判断も実質下に任せていると思うけど、あまり精神的にも頼られすぎないでいてほしい気がする。頼れる方がいらっしゃるのはありがたいけども、頼っちゃうと下が育たないから。

というか、これも別に60代の方だからっていうより、ベテランの方々にも、中堅の人でも同じだな。

60代だから、再雇用だから、どんな人がいいかっていうよりは、どんな人材を採用したいか・どんな人材になってほしいかというのと同じだと思うし、自分が働き手としてどうありたいかっていうのと同じな気がする。

#日経COMEMO #一緒に働きたい60代社員とは

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