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安心して話せるところを持つこと。

困ってたりしんどくなってる人の話を聞くなら、対人支援職でなくても(というか対人支援職の人なら当然やるだろうけど)、とりあえずよく聴いて寄り添ってみる、をしてみてほしいと思う。

もちろん、どんな関係かによって相手に求められていることは違うけど、まず聴いて寄り添ってというのがだめな場合ってないと思うのだ。
話を聞いてただ受け止めるのって、特に特別なスキルもなくできることじゃない?

でも、そうは言っても、そんな風に聞いてくれる人ばかりではないから、話をする側の人も自分のケアをしやすい工夫をできたらいいと思う。

話ができる、話を聞いてもらえる、というだけで、楽になれることって多い。
話して聴いてもらえて落ち着いたりすっきりしたりすることもあるし、話すことで整理できて解決策が見えたりやるべきことが見えたりすることもある。

だから、もっと、自分が安心して話せる場や相手をつくっておくといいと思うのだ。

いざというときに探して、自分に合うかどうかもわからないより、自分に合う人を見つけておいた方がよくない?

専門家であっても、知識経験や得意な領域とかもそれぞれ違うし、雰囲気とか話し方とか話すテンポとかの好みもある。
どんな人になら話せるか、話しやすいか、人それぞれだから、自分が安心して話せる人が見つけられるといいと思う。

キャリアコンサルティングとか、コーチングとか、カウンセリングとか、なんか特別なことをするときや相当困ってるときとかしか使うイメージがない人も多いと思うけど、もっと、かかりつけ医のように使えばいいと思う。
欧米などではコーチングやカウンセリングをセルフメンテナンス的に使う人も多いようだけど、そんな風に気軽に使っていけばいいのにな。

かかりつけの歯医者さんがあれば、定期的にメンテナンスに行ったり、ちょっと違和感あるくらいでも確認しに行ったりするじゃん?
そんな感じで、身体のことだけでなく、自分の様子を確認したり調整したらいいと思う。

虫歯とか病気とかと同じで、限界にきて駆け込んで大変なんだことになるよりも、定期的な検診やメンテナンスでよい状況を保てるのがよくない?

専門家でなくても、友人や家族や何かの集まりとか仲間たちとかでもいいけど、安心できるところ、安心して話ができるところを持っているといいと思う。
(個人的には、専門家の方が遠慮とかしなくてすむからおすすめしたいけど。)

安心して話したり聴いてもらえたりすること、何を話しても話さなくてもそのまま受け止めてもらえることってほんと大事で必要だと思うのだ。

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