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小麦畑で小麦を踏んできた

長野県で暮らすようになって大きく変わったことのひとつは、パンに対する探究心が大きく芽生えたことだ。パン専門店で購入した5枚切りの食パンを毎朝トーストして食べるだけでは飽き足らず、先日は、とあるパン職人たちが長野県内の畑で行っている小麦づくりに図々しくも参加してきた。

3月上旬に小麦畑で行われたのは、麦踏みという作業だ。まだ長さ20㎝前後しかない小さな小麦を、ギュっギュっと踏みつけていく。「なんて無慈悲な」と思ったけれど、これをするかしないかで実の付き方が全然違うらしい。ストレスを受けた小麦はしっかりと根を張るようになり、より多くの小麦を実らせることができるのだと。

なるほど人間と同じだなと思った。筋トレもそうだし、社会人生活もそう。適度なストレスを与えられることで、たくましく成長していく。(とはいえ”適度”というのが重要)

たくましく、おいしく育つといいな。気が向いたら、また次回の作業もここにレポートします。

お気に入りのパン屋@伊那市の山型食パンと中央アルプスの山なみ

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