吉田 潤喜さん
今朝はヨシダソース創業者の吉田潤喜さんの講演会があると教えてもらったから、早起きして初めてお話を伺った。
期待を軽々上回るくらい素敵な人。
『金儲けより人儲け』
潤喜さんはお金もほとんどないまま一人でアメリカに行って、
空手を教えていたらちょうどブルースリーのおかげで空手が流行って。
そしてふとしたことからソースを売り始めて、とサクセスストーリなんだけど
ポジティブな負けん気とすべては自分、と受け止める強さ、
奥さんや奥さんのお父さん、そして潤喜さんへの母親への想い。
特に印象に残ったのは
「目の前の扉がピシャリとしまった時こそ人生は面白い。どこか別の扉が開いている」って。
今まで持っていたもの、頑張ってきたこと、大切なもの、目の前でなくなったらどうしてもそこばかり見てしまうけど、閉じた扉をこじけようとするのではなく、
他の扉が開いてるからそれを見つければいいと。
なぜ扉は閉まったのか、愚痴を言っているとすぐ隣の扉が開いていても気づかない。
潤喜さんは片目が見えなかったからいじめられて、強くなってやり返すために空手を一生懸命やって、そこから人生が始まった。
だから片目が見えないこと、そのことをからかわれたことそのものがギフトだと。
そして「本当の出会いは、その人の後ろにいる人かもしれない」という話も印象に残った。
奥さんのリンダさんの話も素敵だったけど、そのリンダさんのお父さんの話はほんとに感動的で。当時のアメリカ人で、何も成し遂げていない日本人なんかに娘を嫁にやるか、って考えるのはもっともで。そのお父さんの言葉はすごかった。
恩返しをするにはお金をたくさん稼がなくちゃいけない、と潤喜さんの言葉である『ポジティブ リベンジ』に変えて、「こんちくしょう、この金は絶対返したる」という思いできたと。
破産しかけた事も人に騙された訳ではなくて全部自分の失敗、と言い切る潔さ。
私だったら目の前の扉がしまって、今まで当たり前だったものがなくなると呆然とするし愚痴も出る。
でも確かに他の扉は開いてるのかもしれない。
潤喜さんが言うのだから間違いないはず。
潤喜さんのお母さんへの想いは潤喜さんの原点。
もちろん家族だけじゃなくて人を大切にする、とにかく明るい関西弁のパワフルな人。
すっかりファンになったから、これからアマゾンでヨシダソースと本を注文する。
潤喜さんの講演を聞けたのはきっと必然。
だからもっと潤喜さんから学ぶことにする。
講演会でも本でも、いくらでも学べるし、本当に恵まれてる。
今日も素敵な一日のスタートになった。
おまけなのか、これも私にとっては大きい事だけど、今朝のZoom講演会で去年一緒にコーチングを学んだ仲間を発見したことも嬉しかった。100人以上参加者がいるのに、その人がギャラリービューの最初に表示されてたから気づけた。
きっとこれも必然。
今までの出会いも、そしてこれからの出会いもきっと必然だから、大切にしていこうと思う。
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