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【2024年5月】移民局(OFII)市民講座:全4回受けてきた

国際結婚し2023年末にフランス(パリ郊外)へ移住してきて約6ヶ月。
散々だった移民局 初回訪問(4月中旬)の話がすでに懐かしく感じるくらいには、ここでの生活に慣れてきている気がする。

日本の家族や友達に会いたいと思うことは正直何度かあったものの、早々とギブアップせずに済んでいる今の環境には感謝しかない。
少しずつだけど、現地で知り合う人も増えてきて楽しい。



今回はフランス人の配偶者ビザで入国した私が、パリ郊外(95県)で市民講座を無事修了したお話。

居住地やビザ等によって多少の違いはあるかもしれないけれど、似たような状況の方の参考になれば幸いです。(2024年5月時点)

市民講座とは

市民講座( la formation civique )とは、対象の方へ義務付けられた計4日間の無料講座。最終日にもらえる書類は次回のビザ更新時に必須のものなので、必ず全日程 出席しなければいけない。

フランス共和国の原理や価値観、地理、歴史、医療、教育、住居、仕事のテーマごとに学ぶ。

詳しくはこちら:OFII公式サイト(仏/英)


私が参加した講義室には全部で15人程おり、半分はフランス語話者、もう半分は英語話者だった。国籍はさまざまで、イギリス、オーストリア、セネガル、ナイジェリア、ニジェール、アルゼンチン、フィリピン、タイ等々。
私のようにフランスへ来て数ヶ月の人もいれば、もう何年も住んで働いている人、定年退職後に家族のために移住してきた人もいた。

全日程とも朝8:45集合、大体13:00〜14:00頃ランチ休憩(各自用意)、17:00前に解散。

毎回パスポートとconvocationを見せて受付を済ませ、週によって異なるフランス人の先生と英語通訳スタッフが担当し、英語話者には小型オーディオ機器が配布され同時通訳を聞きながら進められた。時折グループワークを織り交ぜつつ、しっかり参加態度をみる様子も感じられた。

午前と午後に出席確認のため名簿を回され、何度かサインする必要がある。不真面目な態度だと、先生によってはビシッと注意し「そのままだと出席を取り消す」と忠告していた。


以下、各回でどんなことをしたか覚えている範囲でハイライト的に書いてみる。

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